企業名 |
ダイビル |
証券コード |
8806 |
本社住所 |
大阪府大阪市北区中之島3-3-23中之島ダイビル |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
12,227(百万円) |
自己資本 |
121,564(百万円) |
総資産 |
302,196(百万円) |
有利子負債 |
135,190(百万円) |
利益剰余金 |
80,086(百万円) |
従業員数 |
2,097人 |
時価総額 |
1100億円 |
会社設立 |
1923年10月 |
株式上場(IPO) |
1950年12月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
不動産業 |
監査法人 |
あずさ |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
商船三井 三井住友銀行 JPモルガン・チェース・バンク380055 関西電力 日本トラスティ信託口 日本マスター信託口 バンク・オブ・ニューヨークトリーティジャスデック 日本トラスティ信託口9 チェース(ロンドン)SLオムニバス・アカウント
メロンバンク・メロンオムニバスUSペンション |
連結子会社 |
商船三井興産 |
保有ビル |
日比谷ダイビル 秋葉原ダイビル(秋葉原クロスフィールド) 商船三井ビルディング(虎ノ門ダイビル) 八重洲ダイビル 麹町ダイビル 新宿ダイビル(スタジオアルタ) 芝ダイビル 三田日東ダイビル 内幸町ダイビル 新・新ダイビル 堂島ダイビル(ANAクラウンプラザホテル大阪) 梅田ダイビル 御堂筋ダイビル 淀屋橋ダイビル 淡路町ダイビル 堂北ダイビル 北梅田ダイビル 中之島ダイビル 土佐堀ダイビル |
備考 |
- |
コメント |
日銀の黒田東彦総裁は金融政策決定会合において、追加の金融緩和政策として「量的・質的金融緩和」を実施すると発表したことから、商船三井グループの不動産関連会社である「ダイビル」に仕手筋系の投資資金や短期の値幅取りの投機資金が流入しています。不動産株では、ケネディクスや大京、住友不動産、明和地所、青山財産ネットワークスやジアース、ファンドクリエーショングループ、飯田産業、NTT都市開発、三井不動産、三菱地所、東京建物、サンフロンティア不動産、ランドビジネスなどが国内外の機関投資家やヘッジファンドに買われており、ダイビルは不動産セクターの中では出遅れており、陽光都市開発やエリアクエスト、アルデプロ、プロパストなどの新興市場の不動産関連銘柄も買われています。追加金融緩和による過剰流動性相場への期待から不動産株が買われていましたが、正式に追加金融緩和が実施されたことで、機関投資家の本格的な買いがスタートします。株価が急騰している不動産株が多い中で、ダイビルの株価は2012年11月の700円台から1100円台に上昇していた程度です。東京や大阪でオフィスビルを展開、東京の日比谷に日比谷ダイビル、大阪の堂島で新ダイビルを運営していますから、追加金融緩和により不動産の評価額の上昇が見込まれますし、
オフィスの空室率の改善、賃料の値上がりも期待できます。他の不動産株と同様にリーマン・ショック以降、株価の下落が続いていたダイビルですが、2008年から5年ぶりの株価水準にまで回復しており、上値を押さえるシコリ玉の少ない真空地帯へと突入していますから、ここからの値動きが激しくなりそうです。信用倍率は0.45倍の売り長ですから、買い方は徹底的に空売りを踏み上げて、空売りの買戻しを加速させ、追証・強制決済へと追い込んでいく展開が期待でき、時価総額が1000億円を超える銘柄ですが、浮動株が2.8%しかありませんから、大型不動産株の中では仕手株化の可能性が高い銘柄です。(2013/04) |
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