【陽光都市開発の企業情報】
企業名 |
陽光都市開発 |
証券コード |
8946 |
本社住所 |
神奈川県横浜市西区高島2-6-32日産横浜ビル |
郵便番号・電話番号 |
〒220-0011 TEL045-324-2444 |
上場市場 |
JASDAQ |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
1,146(百万円) |
株主持分 |
76(百万円) |
総資産 |
2,043(百万円) |
有利子負債 |
1,038(百万円) |
利益剰余金 |
-2,091(百万円) |
従業員数 |
32人 |
時価総額 |
5億円 |
会社設立 |
1988年11月 |
株式上場(IPO) |
2005年9月 |
決算期 |
12月 |
業種セクター |
不動産業 |
監査法人 |
清和 |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
シェン・インターナショナル・デベロップメント フィンテックグローバル投資事業組合第13号 岡本征三 佐原進 自社(自己株口) 吹上了 田中忍 大証金 尾原純 河原崎義晴 |
連結子会社 |
陽光アセット・インベスターズ |
平均給与・年収ランキング |
456万円 (有価証券報告書) |
備考 |
- |
コメント |
上海徳威企業発展有限公司、徳威グループの思源国際発展有限公司、フィンテックグローバル証券と資本提携している「陽光都市開発」を徳威グループが更に買い増しています。前回提出された大量保有報告書の保有比率は25%でしたが、今回提出された変更報告書では思源国際発展有限公司と徳威国際発展有限公司【コラムの続き】
新興市場の不動産関連株は「リーマン・ショック」や「東日本大震災」の影響を受けたことにより、赤字転落・債務超過に陥る企業が相次いでいましたが、不動産市場が回復傾向にあることや、業績の上方修正を発表する企業が増えていることから、売り込まれて安値で放置されている新興市場の不動産株に短期資金が流入しています。低位の不動産株が短期で仕手株化していますが、「陽光都市開発」も短期の値幅取りの投資資金が流入ていることでストップ高しており、目が離せない展開になりそうです。陽光都市開発は最近の仕手株のトレンドになっている「継続疑義の注記」が消えたことで上場廃止の可能性が低くなった企業です。また、業績の上方修正を行い小幅ですが営業利益を上方修正していますし、1対100の株式分割と1単元を100株とする単元株制度を導入すると発表しています。好材料が続いていたこともありますが、時価総額が4億円程度の超小型株を狙った短期資金の流入が要因となり、陽光都市開発の株価を急騰させています。この急騰を見て個人の提灯筋も追随しているようです。
中国政府は、中国国内の不動産バブル対策として金融引き締めを何度も実施しています。中国国内で行き場を無くした投資資金が割安になっている日本の不動産市場に流れており、新築マンションや中古マンション、小売り住宅など中国人投資家が買い漁っている状況にあります。陽光都市開発も筆頭株主が中国系の「シェン・インターナショナル・デベロップメント」、取締役にも中国人と思われる呉文偉、
張平、廖維舟という方がいます。投資用マンション「グリフィン」の企画・販売がメイン事業だけに中国資本参入は好材料でしょう。陽光都市開発の時価総額はストップ高により株価急騰により約9億円まで拡大していますが、それでも10億円以下ですし、浮動株の時価総額1億円程度しかありませんから、値動きが軽く極端な値動きになりやすいタイプです。5000円以下のレンジ相場が続いていましたからシコリ玉を気にする必要はなく、空売りができない銘柄ですから高値更新から青天井です。外国人投資家の保有比率が35%と高く、チャイナマネーが更に流入してくるなら更に激しい展開になることが予想されています。(編集部) |
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