【IPOの日程】
2015年04月30日(木) |
テラスカイ |
デザインワン・ジャパン |
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企業名 |
デザインワン・ジャパン |
コード |
6048 |
セクター |
サービス業 |
上場予定日 |
2015/04/30 (木) |
上場市場 |
東証マザーズ |
主幹事証券 |
みずほ証券 |
仮条件決定日 |
2015/04/10 (金) |
BB期間 |
2015/04/13~2015/04/17 |
公募価格決定 |
2015/04/20 (月) |
公募価格 |
2,750円 |
購入申込期間 |
2015/04/21~2015/04/24 |
公募株式数 |
600000(公募:400000 / 売出:200000) |
O.A.分 |
90,000株 |
仮条件価格 |
2,450-2,750円 |
発行済株数 |
2,400,000株 (上場時、公募株数含む) |
吸収金額 |
18.9億 |
時価総額 |
66.0億円 |
PER |
35.4倍 |
IPOサイズ |
市場吸収金額は約18.9億円(想定価格ベースOA分含む)の中型IPO |
価格設定・割安感 |
2015年12月期の予想EPSは77.71円、想定価格2750円から算出される予想PERは約35.4倍。地域情報口コミサイト「エキテン」を運営しているネット関連企業。成長性もあり、SNSという投資家に分りやすい事業を展開しているので、公募価格の設定に極端な割高感はない。主幹事のみずほ証券も公募割れは避けたいでしょうし、28日にジグソー、Gunosy、リンクバルの3社が同時上場するので、投資家の資金が分散しやすい状況なので慎重になっているのでしょう。 |
VC・ロックアップ |
ネット関連株には珍しく、ベンチャーキャピタルの出資はない。上位の既存株主には90日間、公募価格の1.5倍解除のロックアップが設定され、大部分の株主にロックアップが掛かっている。IPOが出口戦略ではないので、好感が持てるタイプ。未行使のストックオプションは合計で約43000株。約4万株は行使価格180円ですが、2016年9月から行使可能なので売り圧力にはなりません。公募価格の1.5倍となる4125円がロックアップ解除になるが、解除価格までは売り圧力はない |
人気度 |
小型のネット関連株で、投資家の中にも利用者が多そうなサイトだけに人気になりそう。ゴールデンウィークという個人投資家の参戦が期待できるタイミングということも好材料。IPOが出口戦略ではないので、機関投資家にも高く評価されると考えられます |
初値予想 |
公募価格の1.5倍となる4125円がロックアップ解除となるので、4125円以上の初値を付けると予想される。吸収金額が19億円と小さくはないが、アベノミクス相場で個人投資家に勢いがありますし、ゴールデンウィーク前なのでIPO株に短期資金が集まりやすい状況。みずほ証券が主幹事ですが、2015年は4件の主幹事を務め4戦4勝と100%の勝率。シリコンスタジオ、Hameeは初値高騰しており、みずほ証券でも心配はいらない。1万円以上を予想するアナリストもいるようですが、常識的に考えれば5000円~6500円の間で初値形成すると予想しています |
企業名 |
テラスカイ |
コード |
3915 |
セクター |
情報・通信業 |
上場予定日 |
2015/04/30 (木) |
上場市場 |
東証マザーズ |
主幹事証券 |
大和証券 |
仮条件決定日 |
2015/04/10 (金) |
BB期間 |
2015/04/14~2015/04/20 |
公募価格決定 |
2015/04/21 (火) |
公募価格 |
1700円 |
購入申込期間 |
2015/04/22~2015/04/27 |
公募株式数 |
200,000(公募:200000 / 売出:0) |
O.A.分 |
30,000株 |
仮条件価格 |
1,580-1,700円 |
発行済株数 |
1,380,000株 (上場時、公募株数含む) |
吸収金額 |
3.91億 |
時価総額 |
23.4億円 |
PER |
23.8倍 |
IPOサイズ |
市場吸収金額は約3.79億円(想定価格ベースOA分含む)の小型IPO |
価格設定・割安感 |
2016年2月期の予想EPSは69.28円、想定価格1650円から算出される予想PERは約23.8倍。小型のネット関連株のIPOにもかかわらずPER23倍は割安感があります。2015年の大和証券は2戦2勝と負け無し。初値騰落率も高いのは公募価格を割安に設定しているからでしょう。今回は超小型IPOに加え、全数公募2000枚のプラチナチケット。公募割れは絶対に許されないIPOと言えるでしょう |
VC・ロックアップ |
ベンチャーキャピタルの推定保有株数は65,000株と少ない。サーバーワークス、salesforce.com, inc.以外には、90日間、公募価格の1.5倍解除にのロックアップが設定されている。VCにロックアップが設定されていますし、大株主に対するロックアップの掛かりが良いので、公募価格の1.5倍となる2550円までは売り圧力は考える必要はない。未行使のストックオプションは約78000株ありますが、上場後1年間は行使できない。行使価格も800円が約6万株、残りは1250円なので好感が持てます。既存株主からの売り圧力が極端に少ないIPO。上場後に株価が数倍に跳ね上がる自信があるのでしょう。 |
人気度 |
マザーズに上場する小型ネット株というだけでも初値高騰が期待されるが、枚数が少なく、ロックアップの設定や未行使のストックオプションに対する行使制限から考えても人気化必至。IPOが出口戦略ではなく、成長を加速させるための資金調達に利用されているのも評価される。IPOすれば公募価格を必ず上回るという時代ではないので、テラスカイのようなIPOが増えることを願いたい。4月のIPOの中では最も期待されており、どれだけ買いを集めるのか楽しみです |
初値予想 |
デザインワン・ジャパンが同日にIPOしますが、2社合計の市場吸収金額は23億円程度。ゴールデンウィークで個人投資家の参戦が多いことを考えれば問題はないでしょう。公募価格の1.5倍となる2550円までは売り圧力は小さい。公募2000枚のプラチナチケットなので、当選することが難しく、当選者は簡単には売ってこない。公募価格の3倍以上は堅いとの声も聞かれ、今年のこれまでのIPOの中では最高レベルの評価がされている。初値騰落率は、エムケイシステムの332%が今年の最高記録。それを超えてくるのなら初値は7000円~11000円の間になるのか?最低でも5000円以上とは考えていますが、それ以上は個人投資家のマインド次第でしょう |
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