【井関農機の企業情報】
企業名 |
井関農機 |
証券コード |
6310 |
本社住所 |
東京都荒川区西日暮里5-3-14 |
郵便番号・電話番号 |
〒116-8541 TEL03-5604-7602 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
23,344(百万円) |
自己資本 |
58,664(百万円) |
総資産 |
176,975(百万円) |
有利子負債 |
43,741(百万円) |
利益剰余金 |
10,578(百万円) |
従業員数 |
6,310人 |
時価総額 |
580億円 |
会社設立 |
1936年4月 |
株式上場(IPO) |
1960年7月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
機械 |
監査法人 |
新日本 |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
みずほコーポ銀行 三井住友信託銀行 農林中央金庫 日本トラスティ信託口 自社株式保有会 伊予銀行 損保ジャパン 三井住友海上火災 日本生命保険 日本マスター信託口 |
連結子会社 |
- |
平均給与・年収ランキング |
541万円 (平成23年 有価証券報告書) |
備考 |
- |
コメント |
政府の成長戦略の中に農地集約などで大規模生産を拡大させ、農業・農村の所得を10年間で倍増させる計画であるという報道から「井関農機」が大量の買いを集めています。安倍晋三総理のアベノミクス(追加金融緩和、量的緩和etc)政策の恩恵を受けられる銘柄として人気となっており、TPP関連の話題が出るたびに井関農機が買われるというパターンになっています。農業関連の成長戦略は産業競争力会議によって6月のG8サミットの前に策定される予定になっており、外国人投資家やヘッジファンド、投資信託などが本格的に買ってくる前に仕込もうとする投資家も増えています。農業機械大手でコンバイン、トラクタ、耕うん機、田植機、乾燥調製機、コンバイン、野菜作機械田植機などの販売増加が見込まれていますし、中国自動車メーカー大手の東風汽車と合弁会社を設立して中国での農機販売を拡大させています。2011年3月期から増益が続いており、2014年3月期も前期比で増収増益を予想していますが、円安が更に進行していけば為替差損が減少することになり増益幅が拡大します。井関農機の時価総額は900億円に近づいていますが、PERなどのテクニカル面では割高でしありませんし、2009年8月の470円を抜けてくれば上値が軽くなり、真空地帯に入ってからの値動きが期待されます。信用倍率は6.27倍ですが、信用買いが急増していることから信用買残が急増していることもあり安心感があり、高値更新から空売りが出てくれば踏み上げ相場になっていくでしょう。クボタやクミアイ化学工業、日本農薬、イハラケミカル工業、サカタのタネ、カネコ種苗なども農業関連株ですから、循環物色の流れに注目したい。(2013/05)
農業関連銘柄では、般若の会の加藤ロ氏が泰山時代に本尊介入していたK氏銘柄の日本配合飼料が株価急騰していますが、「井関農機」も仕手性の高い農業関連株として急騰しています。自民党の安倍晋三総理がTPPへの参加を正式発表すれば井関農機などの農業関連は需要増加から業績が拡大するという期待感から短期資金を中心に買いが継続的に入っています。正式発表前に買うのは短期の値幅取りを狙う仕手筋や投機筋が多く、TPPの参加が正式に決定してから買うのが機関投資家やファンドですから、井関農機も正式発表後には大口投資家の需要買いが発生することで値動きが更に激しくなるでしょう。空売りが危険な銘柄と思いますが、空売りの急増により信用倍率は5.83倍から1.93倍まで改善、信用売残は42万株から285万株まで増加しています。時価総額は約600億円、浮動株は29.5%ですから資金回転効率は悪くなく、逆日歩も発生していませんから短期資金も更に流入してくるか。丸山製作所や日本カーバイド工業などの仕手株が日々公表銘柄、委託保証金率の引上げなどの規制が実施されていますが、井関農機は規制が実施されていないのも好材料です。(2013/03) |
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