企業名 |
クボタ |
証券コード |
6326 |
本社住所 |
大阪府大阪市浪速区敷津東1-2-47 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
84,070(百万円) |
自己資本 |
687,873(百万円) |
総資産 |
1,577,443(百万円) |
有利子負債 |
405,192(百万円) |
利益剰余金 |
609,803(百万円) |
従業員数 |
31,137人 |
時価総額 |
15000億円 |
会社設立 |
1930年12月 |
株式上場(IPO) |
1949年5月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
機械 |
監査法人 |
トーマツ |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
日本トラスティ信託 日本マスター信託 日本生命保険 明治安田生命保険 三井住友銀行 みずほコーポ銀行 モクスレイ&Co. JPモルガン・チェース・バンク380055 SSBT・OD05・オムニバスアカウントトリーティ 資産管理サービス信 |
連結子会社 |
クボタトラクター クボタシーアイ |
備考 |
- |
コメント |
安倍晋三総理のアベノミクス(追加金融緩和・量的緩和)政策による日経平均株価の上昇、TPP交渉への参加などの恩恵を受けている「クボタ」は、株式分割等考慮後の上場来最高値を更新しています。日経平均株価採用銘柄ですから過剰流動性相場になっている日本株を買ている外国人投資家による需要買いが入っていますが、TPP関連株として買われている農業関連株の本命候補ですから、TPPへの正式参加に向けて値動きが激しくなりそうです。中国に農業機械や建設機械を生産する工場を設立していますし、タイやベトナム、インド、インドネシアなどのアジア新興国では農業インフラ整備が進んでおり、クボタのインフラ整備、環境エンジニアリング事業の拡大が見込まれています。世界人口が増加を続け、エネルギー価格の高騰によって食糧価格の値上がりも続いており、新興国などの発展途上国だけでなく、アメリカや日本、ヨーロッパの国々でも食糧の確保、安定的に食糧を提供できるシステムの構築が求められていますから、クボタの世界市場での成長性の高さを国内外の投資家は評価しています。クボタの海外市場での売上高は全体の53.8%を占めており、前年同期比で17.4%増と海外での売上が増加していますから、円高から円安基調に為替相場が推移していることは為替差損の減少につながり、2014年3月期の業績予想では連結営業利益を1600億円(前期比41.4%増)と発表しており、過去最高益を更新すると見られています。クボタの時価総額は約16000億円と大型株ですが浮動株は10.0%ですから値動きが重いタイプではなく、空売りを踏み上げながらの上昇が続いており、株価は下値を固めながら理想的な上昇が続いていますから、空売りを仕掛けている売り方はナンピンしても評価損が拡大してしまい追証や強制決済が発生しています。テクニカル的には過熱感がないわけではありませんから空売りも増加するでしょうが、この空売りを狙って更に海外投資家が買ってくるのか注目したい。(2013/05) |
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