【石油資源開発の企業情報】
企業名 |
石油資源開発 |
証券コード |
1662 |
本社住所 |
東京都千代田区丸の内1-7-12サピアタワー |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
1株 |
資本金 |
14,288(百万円) |
自己資本 |
350,052(百万円) |
総資産 |
480,129(百万円) |
有利子負債 |
22,432(百万円) |
利益剰余金 |
268,747(百万円) |
従業員数 |
1,758人 |
時価総額 |
2000億円 |
会社設立 |
1970年4月 |
株式上場(IPO) |
2003年12月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
鉱業 |
監査法人 |
新日本 |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
経済産業大臣 国際石油帝石 JXホールディング JFEエンジニアリング(株) 日本トラスティ信託口 日本マスター信託口 みずほコーポ銀行 伊藤忠商事 チェース(ロンドン)SLオムニバス・アカウント 住友金属工業 |
連結子会社 |
日本海洋石油資源開発 地球科学総合研究所 JACOS |
備考 |
- |
平均給与・年収ランキング |
818万円 (平成23年 有価証券報告書) |
コメント |
2012年は、iPS細胞研究所所長の京都大学山中伸弥教授がノーベル賞を受賞したことで、バイオベンチャー株が国内外の機関投資家やヘッジファンドに買われたことから、東証マザーズのタカラバイオやナノキャリア、オンコセラピー・サイエンス、ジーエヌアイグループ、そーせいグループ、ユーグレナというバイオベンチャー関連企業がマザーズの時価総額ランキング上位を独占することになりました。政府が経済的援助を行うような政策に関連する企業は「国策に売りなし」ということで人気化しており、愛知・三重県沖の海底にあるメタンハイドレートから天然ガスを採取することに成功したことから「メタンハイドレート」関連株が買われています。東日本大震災による福島第一原発事故の発生によって、原子力発電所が停止したことで、火力発電や水力発電、風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーを利用した発電を行っていますが、電力需要に対応できていない時もあり、新たなエネルギー開発が急務の課題でした。以前から、燃える氷と呼ばれるメタンハイドレートが日本周辺の海域に埋蔵していることが分かっていましたから、メタンハイドレートの本格的な開発に成功すれば、日本はエネルギー大国へと変貌する可能性があります。メタンハイドレート関連株が揃って買われる展開となり、特に本命候補として人気化している「石油資源開発」、原油・ガス開発専業が中心の企業で、新潟、秋田等での天然ガス田操業を展開していますし、経済産業大臣が筆頭株主になっています。新潟県片貝ガス田でガス産出試験成功、福島県の相馬にLNG受入基地を建設、カナダのシェールガス鉱区の開発・生産と太平洋岸での液化天然ガス(LNG)輸出プロジェクトに参画するなど、石油資源開発はガス開発を強化していますから、メタンハイドレートの開発がスタートすれば政府関係ですから大きな恩恵が期待できます。石油資源開発の時価総額は約2000億円の大型株ですが、浮動株が7.1%と少ない銘柄ですから値動きは重たいタイプではありません。2011年に上場来最安値となる2662円まで売り込まれましたが、2012年11月も2736円まで売り込まれていましたから、安値で放置されていた期間が長く、上値を押さえるシコリ玉が少ない状態です。信用倍率は3.78倍の買い長ですが、株価上昇に伴い改善して踏み上げ相場になると期待しています。応用地質や日本海洋掘削、三井海洋開発、鉱研工業などのメタンハイドレート関連株もお祭り状態になる可能性があり、石油資源開発が大化けするのか警戒が必要です。(2013/03) |
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