【三井海洋開発の企業情報】
企業名 |
三井海洋開発 |
証券コード |
6269 |
本社住所 |
東京都千代田区霞が関3-2-1霞が関コモンゲート西館 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
20,185(百万円) |
自己資本 |
46,630(百万円) |
総資産 |
133,376(百万円) |
有利子負債 |
9,095(百万円) |
利益剰余金 |
23,771(百万円) |
従業員数 |
696人 |
時価総額 |
1200億円 |
会社設立 |
1987年6月 |
株式上場(IPO) |
2003年7月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
機械 |
監査法人 |
あずさ |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
三井造船 三井物産 資産管理サービス信託銀行年金 JPモルガン・チェース・バンク385166 日本マスター信託口 日本トラスティ信託口9 日本トラスティ信託口
CBロンドンDNBファーンレイフォンズASA 双日 野村アセットマネージメントUKエバーグリーン |
連結子会社 |
MODEC International |
備考 |
- |
平均給与・年収ランキング |
905万円 (平成23年 有価証券報告書) |
コメント |
2012年の相場のテーマはiPS細胞(バイオベンチャー)でしたが、2013年の相場のテーマはメタンハイドレートになるのではないでしょうか。原油価格の高騰や東日本大震災による福島第一原発事故の発生によって原子力発電所が停止したことで、エネルギー供給が需要に対応できない時があることや、電気料金の値上げなど国民生活を圧迫していますから、日本近海に大量の埋蔵されているメタンハイドレートに注目が集まっています。メタンハイドレート関連銘柄の本命候補として買われている「三井海洋開発」、浮体式の原油生産貯蔵設備(FPSO)の建設に豊富な実績があり、マレーシアで洋上LNG施設の受注狙うなど、海洋エネルギー開発では世界でもトップレベルの企業です。中国やタイ、ベトナム、インドネシア、中東などのアジア新興国によるエネルギー開発需要に加え、メタンハイドレートの開発事業という大事業によって、三井海洋開発が急成長を遂げる期待が高まるのは当然でしょう。国際石油開発帝石や鉱研工業、日本海洋掘削、石油資源開発、トーヨーカネツなども資源エネルギー庁のメタンハイドレートから天然ガスを取り出す、世界初の海洋産出試験に成功したというニュースに反応しており、政府がメタンハイドレート開発に関する具体的な政策発表や支援策を発表する前に仕込んでおきたい投資家も多いようです。国内外の機関投資家おヘッジファンド、年金運用資金などによる需要が買いが発生する可能性が高くなっていますから、時価総額が1000億円を超えていますが、浮動株は6.2%しかない三井海洋開発の株価は急騰してしまいます。リーマンショック以前の4000円台回復が見えていますし、リーマンショック以降では最高の出来高を記録しており、三井海洋開発が人気化していることが分かります。浮動株が少なく、買い方が強い状況ですが、売り方も弱気筋の投げを狙って空売りを仕掛けてくるでしょうから、空売りの踏み上げを狙った短期資金の攻防にも注目したい。(2013/03) |
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