企業名 |
鉱研工業 |
証券コード |
6297 |
本社住所 |
東京都豊島区高田2-17-22目白中野ビル |
郵便番号・電話番号 |
〒171-8572 TEL03-6907-7888 |
上場市場 |
JASDAQ |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
1,846(百万円) |
株主持分 |
1,441(百万円) |
総資産 |
6,398(百万円) |
有利子負債 |
2,372(百万円) |
利益剰余金 |
-2,252(百万円) |
従業員数 |
-人 |
時価総額 |
-億円 |
会社設立 |
1947年10月 |
株式上場(IPO) |
1994年3月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
機械 |
監査法人 |
新日本 |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
日立建機 江口工 自社取引先持株会 旭ダイヤモンド工業 大証金 みずほ銀行 自社従業員持株会 西松建設 城南海子 豊田治樹 |
取締役 |
末永幸紘 山田松男 大谷幸彦 木山隆二郎 外山洋 白木恒彦 山口純一 田島建二 |
連結子会社 |
構造工事 明昭 |
平均給与・年収ランキング |
528万円 (有価証券報告書) |
備考 |
- |
コメント |
資源エネルギー庁はメタンハイドレートを分解し天然ガスを採取する海洋産出試験に成功、これにより海底地質調査用マリンドリル(ワンビットラン、エントリー)、海外向水井戸掘削機、シールドマシン搭載用ボーリングマシン、温泉・地下水開発用ボーリングマシンなどの地下資源工事用掘削機械を製造している「鉱研工業」が買いを集めています。応用地質や日本海洋掘削、三井海洋開発、トーヨーカネツ、石油資源開発、国際石油開発帝石、極東貿易などもメタンハイドレート関連銘柄として買われており、原油価格の高騰や東日本大震災に伴う福島第一原発事故による原子力発電所停止の影響によって、東京電力や関西電力、中部電力などは電力需要に対応できない時もあり、エネルギー資源の確保は日本の大きな課題になっています。鉱研工業は油圧ショベルなど建設機械の製造で世界シェアの日立建機と資本提携(25%以上を保有している大株主)、震災後から耐震強化・地盤改良向けの地質調査や石炭鉱山の開発向けに掘削機械の需要が伸るなどシナジー効果が出ています。東日本大震災の復興復旧関連として注目されていましたが、メタンハイドレートという相場のテーマ関連株にもなり、時価総額30億円程度であった鉱研工業に新規の投資資金が流入したことで、株価は300円台から674円まで短期急騰しています。空売りができない銘柄ですから値動きが激しくなり、時価総額が小さく浮動株が26.3%程度ですから、他のメタンハイドレート関連銘柄と比較すると流動株が少なく、機関投資家やヘッジファンドに買われている国際石油開発帝石や三井海洋開発と違い、仕手筋や投機筋などのリスクマネーが中心でしょう。メタンハイドレート関連のリリースはありませんが、政府からメタンハイドレート関連事業の受注があれば、鉱研工業にも機関投資家や年金運用資金、投資信託の買いが期待でき、大出世株となる可能性があります。(編集部) |
関連銘柄 |
東日本大震災の復興復旧関連銘柄 |
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