鬼怒川ゴム工業(5196)加藤暠(般若の会)株価は仕手株化する可能性は?逆日歩発生で信用売り方の踏み上げか?

加藤暠氏の般若の会が新日本理化(4406)に介入しているのではという観測により、誠備グループ・泰山・新しい風の会銘柄に投資家の注目が集まっています。過去に仕手株化している銘柄で東日本大震災の負けを取り戻したいという投資家も多いのではないでしょうか。株式市場では加藤暠氏(Ｋ氏銘柄)が過去に手掛けていたルックや石井鐵工所、丸善ＣＨＩホールディングス、兼松日産農林、不動テトラなどが注目されているようですが、鬼怒川ゴム工業(5196)にも注目してみたい。2011年9月16日に日本証券金融から貸株注意喚起銘柄に指定されおり、逆日歩が発生している状態、信用倍率も0.95倍となっており、信用の売り方は苦しい状態になっています。貸株申込制限が実施されめか分かりませんが、投機筋である般若の会の本格的なスタートを材料に短期資金による仕掛けの可能性もあります。

東日本大震災の影響もあり、株価が下落していた鬼怒川ゴム工業ですが、５月末から株価は上昇基調となり、６００円台に乗せてからはレンジ相場が続いていますが、そろそろレンジ相場から抜け出すタイミングと考えています。売り方の売りを買いが吸収している展開が継続されており、日本市場の回復が明確になれば売り方の買戻しを狙った踏み上げに発展するのか?伝説の相場師の復活もあり、短期資金や特定資金と呼ばれる投資資金は元気がありそうですし、年末に日経平均株価が上昇するパターンが続いていることも安心材料にならないか?誠備グループ・泰山銘柄に個人投資家のリスクマネーが集まっていると思われ、日産自動車グループ向けの自動車用ゴム部品を製造している鬼怒川ゴム工業は業績や成長性の高さも評価されています。

鬼怒川ゴム工業の業績だけでなく、日産自動車グループの業績動向も株価材料とされるでしょう。日産自動車の株価が７月初めから下落、日経平均株価も下落していましたし、戦後最高値を更新する円高、これで日産関連の鬼怒川ゴム工業を売りこむのは当然でしょうが、日産自動車・日経平均株価の動きに同調しない鬼怒川ゴム工業に売り方も困っているでしょうね。更に、加藤暠氏が般若の会を結成していますから、チキンな投資家は買戻しを検討しているのではないでしょうか。思惑的な展開になっている鬼怒川ゴム工業、売り方が負けるのでしょうか、買戻すまで踏み上げが行われるのでしょうか・・・?

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