【NSユナイテッド海運の企業情報】
企業名 |
NSユナイテッド海運 |
証券コード |
9110 |
本社住所 |
東京都千代田区大手町1-5-1 |
郵便番号・電話番号 |
〒100-8108 TEL03-6895-6400 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
10,300(百万円) |
自己資本 |
62,482(百万円) |
総資産 |
187,736(百万円) |
有利子負債 |
98,125(百万円) |
利益剰余金 |
43,898(百万円) |
従業員数 |
662人 |
時価総額 |
300億円 |
会社設立 |
1950年4月 |
株式上場(IPO) |
1951年1月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
海運業 |
監査法人 |
新日本 |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
新日鐵住金 日本郵船 東京海上日動火災 みずほコーポ銀行 損保ジャパン 三井住友海上火災 三菱重工業 新健海運股フン有限公司 日本マスター信託口 三菱東京UFJ銀行 |
連結子会社 |
新和内航海運 新和ケミカルタンカー |
平均給与・年収ランキング |
805万円 (平成23年 有価証券報告書) |
備考 |
- |
コメント |
海運中堅の「NSユナイテッド海運」が短期資金の流入により急騰しています。買われる時はセクターごと買われる海運株、含み資産株とされる倉庫関連株から投資資金が流入してきていますが、自民党の安倍晋三総理がTPPへの交渉参加を正式に表明したことで、海運セクターは海上輸送需要が増加するとの思惑から人気化すると期待されています。NSユナイテッド海運も過去に仕手株化している銘柄ですし、明治海運のように般若の会の加藤ロ氏が手掛けていた銘柄もあり、乾汽船や共栄タンカー、第一中央汽船、飯野海運などの海運株にリスクマネーを中心に投機資金が流入しています。海運株はバルチック海運指数との連動性が高く、個別銘柄ごとに買われないで、海運セクターごと買われますから、値動きの軽い中小の海運株が激しく動いていきます。NSユナイテッド海運は、2006年から2007年にかけて、200円台から1370円まで急騰した実績があり、北京オリンピックやアジア新興国の経済成長が株価上昇要因でしたが、今回のTPP参加で再び同社に対する評価が変わると思います。バルチック海運指数は2008年に最高値を付けていますが、そこから16分の1にまで急落していますから、TPP参加により2008年以上に上昇すれば、NSユナイテッド海運を含め海運株の株価も回復してくるでしょう。時価総額は300億円台と小型で、浮動株が12.9%ですから値動きが激しくなりやすいタイプ、信用倍率は14.99倍の買い長ですが空売りの増加と伴に改善がされるでしょう。2013年3月期の業績予想は、営業利益が4億円の赤字、経常利益は2億円の赤字、純利益は38億円の赤字を予想していますが、アベノミクスによる追加金融緩和、円高から円安への転換による為替差損の減少、TPP交渉参加等により、2014年3月期からは大幅な黒字転換、復配を期待したい。(2013/03) |
関連銘柄 |
海運セクター関連銘柄 |
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