【飯野海運の企業情報】
企業名 |
飯野海運 |
証券コード |
9119 |
本社住所 |
東京都千代田区内幸町2-1-1飯野ビルディング |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
13,092(百万円) |
自己資本 |
44,038(百万円) |
総資産 |
209,904(百万円) |
有利子負債 |
133,606(百万円) |
利益剰余金 |
133,606(百万円) |
従業員数 |
604人 |
時価総額 |
400億円 |
会社設立 |
1918年12月 |
株式上場(IPO) |
1949年5月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
海運業 |
監査法人 |
あずさ |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
自社(自己株口) 東京海上日動火災 川崎汽船 チェース(ロンドン)スペシャル・アカウントNo.1 みずほコーポ銀行 三井物産 自社取引先持株会 三井住友信託銀行 日本トラスティ信託 日本生命保険 |
連結子会社 |
イイノマリンサービス イイノガストランスポート |
備考 |
- |
平均給与・年収ランキング |
893万円 (平成23年 有価証券報告書) |
コメント |
自民党の安倍晋三総理がTPPへの参加を正式に表明すれば、海運セクターには海上輸送需要が急増するという期待感から海運株が買われています。仕手株の宝庫と呼ばれる海運セクターの中でも仕手性の高い銘柄と知られる「飯野海運」、大株主の川崎汽船の株価が上昇すると飯野海運も同調して株価が上昇するというパターンが見られ、海運株の中では川崎汽船と飯野海運の値動きが激しくなっています。2008年のリーマンショック以降、営業利益は10分の1程度(2012年3月期)にまで縮小している飯野海運、TPPへの参加が決定すれば業績回復への期待から国内外の機関投資家から買われるでしょうし、海運株に多大な影響を与えるバルチック海運指数(外航不定期船の運賃指数)も回復すると予想されます。2008年に11793を記録したバルチック海運指数ですが、現在は700台ですから約16分の1にまで下落しています。過去最低のバルチック海運指数は663ですから、現在の海運株がどれほど安値で放置されているのか分かると思います。2012年は京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授がノーベル賞受賞というニュースにより、バイオベンチャー関連株が買われるバイオ祭りになりましたが、2013年はTPPへの参加により海運祭りとなると期待しています。飯野海運は浮動株が4.6%と少なく、株価が急騰しやすいタイプですから、今後の仕手株化に注意したい銘柄です。他の海運株では、乾汽船や明治海運、共栄タンカー、第一中央汽船なども過去に仕手株化しており注意したい。 |
関連銘柄 |
海運セクター関連銘柄 |
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