企業名 |
第一中央汽船 |
証券コード |
9132 |
本社住所 |
東京都中央区新富2-14-4 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
13,258(百万円) |
自己資本 |
12,469(百万円) |
総資産 |
117,635(百万円) |
有利子負債 |
83,065(百万円) |
利益剰余金 |
7,888(百万円) |
従業員数 |
503人 |
時価総額 |
180億円 |
会社設立 |
1960年10月 |
株式上場(IPO) |
1960年12月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
海運業 |
監査法人 |
トーマツ |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
商船三井 住友金属工業 三井住友海上火災 三井住友銀行 日本トラスティ信託口 住友化学 住友金属鉱山 BNPパリバウェルスマネージメント 住友重機械工業 |
連結子会社 |
第一中央興産 第一中央船舶 第一中央マリン |
備考 |
- |
平均給与・年収ランキング |
685万円 (有価証券報告書) |
コメント |
イギリスの裁判所で係争中だった、ばら積み船事故に関する訴訟に勝訴したと報じられた「第一中央汽船」に短期の値幅取りの資金が流入しています。過去に何度も仕手株化している銘柄ですし【コラムの続き】
海運株は、共栄タンカーや乾汽船、NSユナイテッド海運、飯野海運、明治海運など、値動きの激しい中堅海運株が多く、明治海運などは般若の会の加藤ロ氏が誠備グループや泰山、新しい風の会時代に本尊介入していたとされるK氏銘柄です。この海運セクターの中でも特に注目したいのが「第一中央汽船」、筆頭株主の商船三井に第三者割当増資を引き受けてもらうなど、資本強化をしていますが、赤字が続いていることから「継続疑義注記」となっています。
第三者割当増資により債務超過は回避、バルチック海運指数など運賃市況の回復を前提に2014年3月期は黒字化が予想されている第一中央汽船、継続疑義注記が解消されれば上場廃止への警戒感が後退しますから、機関投資家やヘッジファンドなども買いやすくなります。2007年10月の1200円台から、2012年8月には56円まで売り込まれ、リーマンショックや欧州の金融危機、東日本大震災の発生による日経平均株価の大暴落、戦後最高値を更新した円高などの影響が株価下落の要因でした。安倍晋三総理によるアベノミクスと呼ばれる経済対策、TPP交渉への参加表明、メタンハイドレートなど、海運セクターに続出している好材料が第一中央汽船への買いにもつながっています。日経平均株価のリバウンドにも出遅れ、100円以下のボロ株でしたが、TPP交渉参加を正式表ということで出来高を伴い株価は急騰、信用倍率は2.63倍の買い長、信用売残は485万9株ありますから、この売り玉を踏み上げて行くことになるでしょう。空売りは、長期的には売っても、売っても踏み上げられ、追証回避のショートカバーが続くと予想され、空売りの強制決済を狙った仕手筋などの投機資金による買いが急増すれば、大相場の可能性もあります。(編集部) |
関連銘柄 |
海運セクター関連銘柄 |
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