ルックに般若の会が本尊介入?泰山の看板銘柄が出来高急増で仕手株化の期待高まる、加藤ロ氏が介入を表明すれば爆騰でしょう!
加藤ロ(かとう あきら)」氏が2011年に立ち上げた「般若の会」が本尊として介入している「新日本理化」と「明和産業」、両社とも仕手株(仕立て株)化して大化け株となりましたが、証券取引所も大物仕手筋が買っている銘柄として規制を行うのが速く、委託保証金の引き上げ、日々公表銘柄に指定、貸株注意喚起銘柄に指定と信用取引に関する規制を実施しています。般若の会は現物株の買いを中心にしていると思われますが、提灯買いで付いている個人投資家には信用取引の規制は投資資金のレバレッジ効果が薄くなってしまいます。新日本理化、明和産業も空売りを踏み上げて逆日歩、追証の王道パターンですが、高値更新からは半値以下に株価は下落しています。高値掴みしている個人投資家には振るい落としがつらい状況ですが、狼狽売りをするのはどうか?「時々の鐘の音」では再度の暴騰を予想していますし、安値で玉集めをする動きも見られます。
ゴールデンウィークが明けてからも、新日本理化、明和産業は日経平均株価、円高により売られ続ける展開が続いていますが、2003年にK氏が立ち上げた「泰山」のK氏銘柄の看板銘柄であった「ルック」に大量の株式取得が確認されています。般若の会の結成が噂されていた時期にもルックの株価が急騰しましたが、その後は新日本理化、明和産業に短期資金やリスクマネーも流れていましたが、損切り・ロスカットによる株価調整が終わるまでは「ルック」を手掛けるのでしょうか?般若の会が実際に介入しているのかは不明ですが、新日本理化、明和産業で利益確定した投資資金が流入しているであろうと想像できます。200円だいですが、これまでの般若の会推奨銘柄の動きを見ている投資家なら1000円まで期待しているのではないでしょうか。泰山が手掛けていた銘柄を利用して儲けようとしている特定資金という噂もありますが、短期的なマネーゲームに期待が集まっています。
大株主のレナウンは中国の「山東如意科技集団有限公司 」傘下となり中国での事業拡大に注力、ルックも経済成長が続く中国でのアパレル事業の拡大が期待できる企業です。中国ではスーツやドレスなど高価な商品が売れるようになっており、ルックの2011年度の営業利益は2010年度の7倍という好業績、復配までありましたから、安値で放置されている銘柄ではありません。信用買残が4,685,000に対して、信用売残は1,337,000で信用倍率は3.5倍ですが、般若の会の新日本理化、明和産業と同様に信用規制が入れば相場を崩せると考える売り方の空売りが増加することが予想できます。浮動株比率が44%という仕手株の条件を揃えている泰山の看板銘柄の「ルック」、般若の会が本尊介入ということが判明した場合は爆騰することが予想されることから、他の保有株を売ってルックに参加する投資家も増えてくるでしょう。
【兜町の相場師の見解】
ルックの時価総額は100億円を下回る企業、浮動株が多くて仕手株化すれば激しい展開になりそうです。明和産業が過去に仕手株化した時は、加藤氏が介入していないという噂があり、2011年のルック株が般若の会の噂で動意付いたのは他の投資グループという見方があります。般若の会が介入するなら短期的な相場では終わらないでしょうから。ルックは本当に般若の会なのでしょうか?般若の会が介入という噂を利用して儲けようとする投資家もいることに注意したい。 |