企業名 |
双日 |
証券コード |
2768 |
本社住所 |
東京都港区赤坂6-1-20 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
160,339(百万円) |
自己資本 |
318,386(百万円) |
総資産 |
2,054,315(百万円) |
有利子負債 |
1,041,739(百万円) |
利益剰余金 |
159,551(百万円) |
従業員数 |
16,614人 |
時価総額 |
2300億円 |
会社設立 |
2003年4月 |
株式上場(IPO) |
2003年4月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
卸売業 |
監査法人 |
あずさ |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
日本トラスティ信託口 日本マスター信託口 ステート・ストリート・バンク&トラスト505225 メロンバンク ステート・ストリート・バンク・ウエストPFCE ノムラシンガポール・アカウントノミニーFJ1309 ジュニパー チェースロンドン ステート・ストリート・バンク・ウエストトリーティ 日本トラスティ信託口1 |
連結子会社 |
双日マリンアンドエンジニアリング 日商エレクトロニクス プラマテルズ |
備考 |
- |
コメント |
国内総合商社6位の「双日」に外国人投資家と思われる大口の買いが入り、出来高を伴って株価が上昇しています。ソーシャルゲームやバイオベンチャーなどが人気になっており、過熱感が強くなっている銘柄が続出している状況ですから、双日の株価はテクニカル的にも割安になっていますし、アベノミクス(追加金融緩和、量的緩和)相場にも出遅れているような値動きになっています。外国人投資家が過剰流動性相場になっている日本の不動産や銀行、証券などを買い続けていますし、三菱商事や三井物産、住友商事、丸紅などの総合商社にも景気回復による恩恵が見込まれることから買いを入れていますが、双日は大手総合商社を買ってから循環物色の投資資金が流れているような値動きになっています。資源エネルギーや自動車、航空機、肥料等に強みのある総合商社ですから、景気回復による原油や天然ガス等のエネルギー需要の増加、アメリカや中国などの新興市場での自動車需要の回復、TPP参加による肥料需要の増加などにより、双日の業績も日本、アメリカ経済の回復と伴に回復することが期待されています。双日の年間売上高は4兆円を超えていますし、海外に営業拠点が数多くありますし、外貨建ての資産、トレーディングもドルやユーロの外貨で行われていますから、為替相場が円高から円安基調になっていることは為替差損の減少となり為替差益は増加しますから、双日の大きな増益要因になるでしょう。インド政府の進めるデリーとムンバイを結ぶ貨物専用鉄道の建設事業を受注したとの報道で買われていましたが、インドや中国、タイ、ベトナム、インドネシアなどのアジア新興国でのインフラ整備、資源エネルギー、食糧、レアメタル、レアアースなどの資源需要の拡大などにより、双日などの総合商社は大きな成長のチャンスを迎えています。双日の時価総額は約2300億円、浮動株は12.9%ですから、資金回転効率も良いですし、値動きが重たいタイプではありません。東日本大震災前の株価水準を超える200円台に乗せてくればシコリ玉も少なくなりますし、空売りも含み損の拡大から追証、強制決済前に買戻しが加速しますから、値動きが軽くなり上値追いの展開が期待されます。(2013/05) |
関連銘柄 |
総合商社関連銘柄 |
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