【リプロセルの企業情報】
企業名 |
リプロセル |
証券コード |
4978 |
本社住所 |
神奈川県横浜市港北区新横浜3-8-11 |
郵便番号・電話番号 |
〒222-0033 TEL045-475-3887 |
上場市場 |
JASDAQ |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
-(百万円) |
自己資本 |
-(百万円) |
総資産 |
-(百万円) |
有利子負債 |
-(百万円) |
利益剰余金 |
-(百万円) |
従業員数 |
10人 |
時価総額 |
-億円 |
会社設立 |
2003年2月 |
株式上場(IPO) |
2013年6月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
化学 |
監査法人 |
トーマツ |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
SBIインキュベーション(株) ニプロ(株) 中内啓光 中辻憲夫 ジャフコ産学共創2号投資事業有限責任組合 トランスサイエンス弐ビー号投資事業有限責任組合 横山周史 トランスサイエンス参号投資事業有限責任組合 バイオコンテンツ投資事業有限責任組合 淺井文子 |
連結子会社 |
- |
平均給与・年収ランキング |
-万円 (平成24年 有価証券報告書) |
備考 |
- |
コメント |
IPO初値は7900円の公募価格2500円から216%上昇する高値を付けた「ペプチドリーム」ですが、6月27日にアメリカのファイザーとの契約が解消されたと発表されたことから株価は急落しました。iPS細胞関連のリプロセルが6月26日にJASDAQへIPO、ペプチドリームの株価急落が同社の初値形成に影響を与えると危惧されましたが、3日目に初値を付ける人気ぶりで、バイオベンチャー株の強さが分かります。ファイザーとの契約解消がペプチドリームの業績に与える影響は軽微であるとのレポートも出たことから、短期的には1万円割れは割安と買い戻しが優勢となり急速にリバウンドしています。複数の機関投資家がペプチドリームをファンドの組み入れ銘柄として検討しているという話もあり、国内外の機関投資家やヘッジファンド、投資信託などの買いが期待されます。アストラゼネカなどの大手医薬品会社と共同で特殊ペプチドから医薬品候補物質を研究開発する創薬ベンチャー、バイオベンチャーのIPOでは珍しく黒字で有利子負債がゼロの企業ですから、これからのセカンダリーの値動きが激しくなりそうです。(編集部)
2013年6月26日にIPOする「リプロセル」は赤字のバイオベンチャーですが、京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授が2012年にノーベル医学・生理学賞を受賞したことにより世界中から注目されているヒトiPS細胞及びヒトES細胞の技術開発・臨床検査事業を展開している企業です。
2012年末のジーンテクノサイエンスから、UMNファーマ、ユーグレナ、メドレックス、ペプチドリームとバイオベンチャーは負け知らずですから、iPS細胞関連事業を展開しているリプロセルが公募価格を下回る可能性は低いでしょう。市場吸収金額38.3億円は中型サイズ、他のバイオ株を利益確定した投資資金が集まりますから初値形成後のセカンダリーも期待できます。バイオベンチャーらしく大株主にベンチャーキャピタルの名前が並んでいますが、SBIやジャフコ関連ですからロックアップ解除後に売ってくるとも考えづらく、バイオベンチャーのIPOにありがちな新規上場がゴールというイメージは強くありません。大株主の売りよりも120〜250円の行使価格の未行使のストックオプションが約114万株ありますから高値では売り圧力になる可能性があります。業績は赤字ですし、大量の未行使のストックオプションと不安材料もありますが、バイオ株がゴールデンウィーク前後に年初来最高値を付けてから急落したことから売られ過ぎていることや、日経平均が調整に入っており、短期資金を中心に個人投資家のリスクマネーがIPO株に集まりやすい状況にあります。ブックビルディングの人気も高く公募価格は仮条件上限の3200円で決定しており、初値は1万円超えという予想が多く、セカンダリーは3万円台という強気の予想をしている証券アナリストもいます。リプロセルが爆騰すれば、大株関連のニプロやコスモバイオ、プレシジョン・システム・サイエンスに加え、タカラバイオやそーせいグループ、メディネット、新日本科学などのバイオ株にも好影響を与えるのではないでしょうか。 |
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