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未行使のストックオプションが大量に行使されているとの観測! |
7月1日に上場来最高値となる18610円を付けてからは株価が急落している「リプロセル」、iPS細胞関連事業を展開している企業ですから急落時に拾い続けた投資家も多く、7月29日に付けた年初来安値10040円までに相当なロスカット・強制決済が発生しています。
バイオベンチャーらしく業績は赤字ですし、ベンチャーキャピタルからの出資や未行使のストックオプションが多い銘柄ですから、高値では換金売りが出るのは当然です。テクニカル的には買いシグナルが発生する局面でも大株主から売りが出て、相場が崩れるパターンになっています。
リプロセルの初値は公募価格3200円を456.25%も上回る17800円を付け、2013年にIPOした銘柄の中でトップの上昇率を記録していますが、高値掴みをした投資家が多くいるので、更に株価が下落する可能性があります。
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株式分割による短期急騰に嵌め込まれないように注意 |
株価が1万円を割り込むタイミングでリプロセルは株式分割を発表しています。ライブドアのホリエモンが注目されていた時は株式分割を実施すると発表すると株価が急騰するということが多く見られましたが、その当時は1株が100万円を超える銘柄が多い時代だったので、株式分割を行うことによって投資家が買いやすくなりますが、リプロセルが株式分割を行っても効果はそれほど期待できません。
株式分割を発表した企業へ投機資金や短期資金の買いが入るので、個人投資家なども値動きの良さから参戦していますが、株式分割をしても赤字のバイオベンチャーが黒字化することはありません。
過去にも、バイオベンチャーのIPOを手を出して大損してしまった投資家も多くいるようにバイオ株に適正株価などは存在せず、常にマネーゲームが展開されている状態です。昨年末から東証マザーズのバイオ株が買われ、マザーズの時価総額ランキング上位がバイオ株で占められる状態になっており、業績は関係なく成長性への期待感だけで買われるのです。
セリングクライマックスを待って、リバウンド相場に乗りましょう!
リプロセルが1万円を割り込んで、公募価格の3000円付近まで下落してくれば買いやすくなるでしょうが、赤字のバイオベンチャーですから業績が黒字転換するか株価材料が出てこなければ、公募価格を下回る可能性もあるでしょう。高値掴みをしてナンピンで持ちこたえているホルダーが多く、投機筋は株価を急落させてホルダーに投げさせて安値で仕込みたい状況です。
株式分割の発表で再び買わせて、急落させれば追証や強制決済が多数発生しますから、株価が急落したポイントでは積極的に拾っていきたいと考えています。バイオ株の中では、リプロセルが仕手株化する可能性が高いと思いますので、1万円以下で出来高が急増して上場来安値を付ければセリングクライマックスとして買いが増加するでしょう。また、安値では機関投資家やヘッジファンド、投資信託などによる需要買いも入り、大口投資家の買いに付いていく提灯筋も増えてくるでしょう。
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