【ペプチドリームの企業情報】
企業名 |
ペプチドリーム |
証券コード |
4587 |
本社住所 |
東京都目黒区駒場4-6-1 |
郵便番号・電話番号 |
〒153-8904 03-3485-7707 |
上場市場 |
東証マザーズ |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
-(百万円) |
自己資本 |
-(百万円) |
総資産 |
-(百万円) |
有利子負債 |
-(百万円) |
利益剰余金 |
-(百万円) |
従業員数 |
25人 |
時価総額 |
-億円 |
会社設立 |
2006年7月 |
株式上場(IPO) |
2013年6月 |
決算期 |
6月 |
業種セクター |
医薬品 |
監査法人 |
あずさ |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
窪田規一 菅裕明 リード・パトリック 内田栄太郎 村上裕 ユーテック一号投資事業有限責任組合 Novartis Pharma AG(スイスノバルティス社) 金子周一 陣内秀昭 住商ファーマインターナショナル |
連結子会社 |
- |
平均給与・年収ランキング |
-万円 (有価証券報告書) |
備考 |
- |
コメント |
公募価格2500円を216.00%も上回る7900円の初値を付けた「ペプチドリーム」、ベンチャーキャピタルの売りを吸収してからは大量の買いを集め、上場から3日後の2013年6月14日には上場来最高値となる13700円まで株価は値上がりしていました。高値を付けてからは、利益確定の売りを機関投資家が買い続けるという展開が続いていましたが、ファイザーとの共同研究開発に関する契約が解消されたというニュースにより株価は急落してしまいした。この契約解消のニュースがiPS細胞関連企業のリプロセルのIPO直前だったので、同社の初値にも大きな影響を与える可能性もありましたが、リプロセルは公募価格を456.25%を上回る初値を付けています。バイオベンチャーのIPOの強さが再認識されており、短期資金に売られていたペプチドリームもファイザーとの問題が業績に与える影響は軽微として買い戻され、6月28日に上場来最安値となる5930円を付けていましたが、1万円を再び目指す値動きになっています。リプロセルが急落していますが利益確定の動きが加速していることが大きな要因となっており、この利確した投資資金がペプチドリームに流れてくるか注目しています。(編集部)
2013年6月11日にIPOするバイオベンチャーの「ペプチドリーム」、2013年4月25日のオークファンから1カ月以上も開いていますし、日経平均株価の急落により追証による強制決済などが大量発生していましたから、IPO株で勝負しようとする投資家の資金が同社に集まりそうです。iPS細胞の研究により京都大学の山中伸弥教授がノーベル賞を受賞したことで、タカラバイオなどのバイオ株が東証マザーズの時価総額ランキング上位を独占するほど人気化しており、2012年末からIPOしたジーンテクノサイエンスやUMNファーマ、ユーグレナ、メドレックスは公募価格から株価が数倍に跳ね上がっていました。赤字続きのバイオベンチャーでも高騰するバイオ株のIPOですが、ペプチドリームは黒字で配当を出している企業ですから、相当な注目を集めるでしょう。2013年6月度の単独予想EPSは12.96円、想定価格1,820円から計算されるPERは約140倍となっていますから主幹事のみずほ証券も超強気の設定です。ブックビルディングの人気ぶりからもIPO初値は公募価格を下回ることが考えづらく、セカンダリーの仕手相場が激しくなりそうですし、日経平均株価急落によって大損してしまった投資家も大量参戦してくることが期待されます。市場吸収金額は約56.5億円とマザーズに新規上場する企業としては大型の部類ですが、大株主がベンチャーキャピタルばかりで上場後から大量の売りが出るタイプではなく、バイオベンチャーにしてはVCの出資比率が2割程度という株主構成も評価される要因になっています。VC以外の大株主はロックアップ(2倍解除)の対象になっていますが、行使価格85円〜100円の未行使のストックオプション281万株が上場後から行使可能ですから、売り圧力として警戒は必要です。バイオバブルで沸く日本市場、東大発のバイオベンチャーで黒字、アベノミクスの成長戦略の柱、IPOの空白期間、日経平均株価が調整入り、為替相場が円安から円高とペプチドリームが爆騰しそうな材料が揃っています。 |
関連銘柄 |
バイオベンチャー関連銘柄
iPS細胞関連銘柄 |
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