企業名 |
ジャフコ |
証券コード |
8595 |
本社住所 |
東京都千代田区大手町1-5-1大手町ファーストスクエア |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
33,251(百万円) |
自己資本 |
102,011(百万円) |
総資産 |
149,710(百万円) |
有利子負債 |
36,409(百万円) |
利益剰余金 |
42,151(百万円) |
従業員数 |
174人 |
時価総額 |
1500億円 |
会社設立 |
1973年4月 |
株式上場(IPO) |
1987年6月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
証券・商品先物取引業 |
監査法人 |
新日本 |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
野村ホールディング 野村総合研究所 自社(自己株口) 日本トラスティ信託 野村アセットマネジメント 日本マスター信託口 資産管理サービス信 モルガン・スタンレー・インターナショナル
ジュニパー KDTCダッチトリーティーアカウント |
取締役 |
伊藤俊明 豊貴伸一 山田裕司 山田裕介 大浦善光 渋澤祥行 毛塚富雄 菊地伸 吉村貞彦 坂口省吾 |
連結子会社 |
JAFCO Investment |
備考 |
- |
コメント |
2014年3月期9月中間期の連結純利益が前年同期比7倍の55億円と大幅な増益になっている「ジャフコ」が買われています。2013年のIPOは公募価格を割り込む企業が一社もない無双状態ですから、野村證券が主幹事になっている案件には必ずと言っていいほど大株主になっているジャフコはウハウハでしょう【コラムの続き】
自民党の安倍晋三総理によるアベノミクス(追加金融緩和・量的緩和)によって、日経平均株価はリーマン・ショック以前の水準にまでリバウンドしています。海外の機関投資家やヘッジファンド、年金運用資金等に売り込まれていた日本株は買い戻され、日経平均株価採用銘柄を中心に株価が上昇、数十年に1度と言われる大相場になっています。また、リーマン・ショック以降に延期や中止が相次いだIPO市場も2012年後半から活況になっており、2013年に新規上場した企業は全てIPO初値が公募価格を上回る状況になっています。過剰流動性相場への期待から、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループなどの銀行株やアイフルやオリックス等の消費者金融株、大和証券グループ本社やマネックスグループ、SBIホールディングス、松井証券等の証券株に流入していた投資資金がベンチャーキャピタル大手の「ジャフコ」に流れており、2013年から本格的にIPO市場が回復すると予想されていますから、仕手筋などの投機資金の参戦も期待されています。主幹事証券の実績豊富な野村證券グループですから、野村證券が主幹事を務めるIPO案件にジャフコが出資していることが多く、IPOに強い野村證券から新規上場を希望するベンチャー企業が多いことから、ジャフコが期待されるのは当然です。2012年のIPO企業数は48社でしたが、ジャフコが出資していた企業は20社もありましたから、2013年は更に出資している企業のIPOが増加するでしょう。ジャフコの時価総額は約2200億円、浮動株は10.7%ですから値動きが重いタイプではなく、信用倍率は2.12倍と信用買残が増加していますが、空売りを踏み上げている結果ですし、上値追いの展開になれば空売りが増加しますから、信用倍率が改善して本格的な踏み上げ相場に発展するか注目です。(編集部) |
関連銘柄 |
ベンチャーキャピタル関連銘柄 |
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