企業名 |
コスモ・バイオ |
証券コード |
3386 |
本社住所 |
東京都江東区東陽2-2-20 |
郵便番号・電話番号 |
〒135-0016 TEL03-5632-9600 |
上場市場 |
JASDAQ |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
918(百万円) |
株主持分 |
5,096(百万円) |
総資産 |
6,779(百万円) |
有利子負債 |
20(百万円) |
利益剰余金 |
3,029(百万円) |
従業員数 |
120人 |
時価総額 |
45億円 |
会社設立 |
1983年8月 |
株式上場(IPO) |
2005年9月 |
決算期 |
12月 |
業種セクター |
卸売業 |
監査法人 |
新日本 |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
東京中小企業投資育成 コスモプロパティサービス(株) 自社従業員持株会 福井朗 原田正憲 福田裕志 鈴木忠 田中知 高木勇次 自社(自己株口) |
取締役 |
笠松敏明 田中知 鈴木忠 櫻井治久 船戸俊明 世良伸也 近藤直正 佐々木治雄 堀米泰彦 |
連結子会社 |
プライマリーセル ビーエム機器 |
平均給与・年収ランキング |
710万円 (有価証券報告書) |
備考 |
- |
コメント |
バイオベンチャー株に再び短期資金を中心としたリスクマネーが流入、メディネットと同じく「コスモ・バイオ」にもソーシャルゲーム株や低位の仕手株を利益確定した投資資金による買いが見られています。コスモバイオが出資しているリプロセルがIPOするという大きな買い材料がありますし、先に再生医療事業のペプチドリームも新規上場しますから仕手筋や投機筋もバイオ株に戻ってきそうです。時価総額は300億円台と株価上昇によって時価総額が拡大する他のバイオ株と比較すると小型ですし、医療や健康分野も盛り込まれる成長戦略が閣議決定されるなどバイオ関連株には、国内外の機関投資家やヘッジファンド、年金運用資金、投資信託などの大口投資家が買う株価材料が豊富です。海外から研究試薬や実験機器、臨床検査薬を仕入れて販売しているバイオ専門商社ですから、為替相場が円安から円高に動いた方が為替差損が減少するタイプですから為替相場の動きにも注目です。(編集部)
iPS細胞を作製した京都大学教授の山中伸弥教授がノーベル生理学・医学賞を受賞することになり、株式市場はバイオベンチャー祭りになっている状況ですが、バイオベンチャーは研究開発費に多額の投資が必要なために赤字となっているのが普通ですが、バイオ専門商社の「コスモ・バイオ」は連続黒字で直近の最高益を更新するほどの好業績、有利子負債は2000万円程度と少なく、利益剰余金は30億円以上もあり財務体質の健全性は高いことから、機関投資家や個人投資家の買いを集めています。コスモ・バイオは子会社で細胞関連製品の開発を行っていますが、バイオ医薬品の開発に必要な実験機器や研究試薬、臨床検査薬を販売している企業ですから、バイオ医薬品業界が成長して研究開発が盛んになれば実験機器などの需要が増加すると予想されます。株価は4月26日に最高値を付けてから下落基調にあるコスモ・バイオですが、7月からは売り枯れている状態で出来高も50〜100株程度という薄商いが続いていました。発行済総株数が6万株、浮動株の割合が約20%ですから、これまで売買されていたのは浮動株の1%にも満たないという状況です。含み損を抱えている投資家も数多くいますが、買い手が少なすぎて売るに売れないということでしょう。新規の買いは含み損を抱えておらず直近の底値で買っているわけですから、株価が急騰しても売り圧力になるとは考えづらく、4月26日の155900円を目標に上値追いの展開に期待。PERは10倍以下という割安株でバイオベンチャーへの投資家が活発化すれば、業績の上振れも期待できますし、iPS細胞の分野でノーベル賞を受賞したことで政府のバイオベンチャーへの支援も本格的に行われることが予想されます。「国策に売りなし」という相場の格言がありますが、iPS細胞の研究が日本の新たな成長産業として注目したい。(編集部) |
関連銘柄 |
バイオベンチャー関連銘柄
iPS細胞関連銘柄 |
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