【吉野家ホールディングスの企業情報】
企業名 |
吉野家ホールディングス |
証券コード |
9861 |
本社住所 |
東京都北区赤羽南1-20-1 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
10,265(百万円) |
自己資本 |
43,944(百万円) |
総資産 |
95,218(百万円) |
有利子負債 |
27,684(百万円) |
利益剰余金 |
42,491(百万円) |
従業員数 |
3,286人 |
時価総額 |
800億円 |
会社設立 |
1958年12月 |
株式上場(IPO) |
1990年1月 |
決算期 |
2月 |
業種セクター |
小売業 |
監査法人 |
トーマツ |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
自社(自己株口) 日本トラスティ信託口 西友 (株)カトーサービス 日本マスター信託口 吉翔会 三井生命保険 資産管理サービス信託銀行信託A口 ハンナン(株) サントリービア&スピリッツ(株) |
連結子会社 |
吉野家 京樽 はなまる どん |
備考 |
- |
平均給与・年収ランキング |
793万円 (有価証券報告書) |
コメント |
信用倍率0.49倍の売り長、日経平均株価の動きと同調せず空売りの踏み上げが続いていますが、売り方は売り崩そうと空売りを仕掛けていますが株不足により逆日歩が発生。投機筋は空売りを踏み上げれば評価損の拡大・逆日歩によって売り方が苦しくなるので、買い上げてくるか?時価総額は約773億円、浮動株は52.1%もありますから資金回転効率が良さからマネーゲームに発展するか。(編集部)
日経平均株価の値動きと比較して出遅れ感のある「吉野家ホールディングス」、自民党の安倍晋三総理誕生からスタートした上昇相場で知名度の高い吉野家ホールディングスの上昇率が10%にも満たないというのは意外です。景気敏感株で景気回復の影響が株価に反映されるタイプですし、BSE対策であるアメリカ産牛肉の輸入規制について、厚生労働省は、生後20ヶ月以下の牛に限定されている規制を30ヶ月以下に緩和すると報道されており、吉野家ホールディングスの業績が急回復する要因として期待されています。すき家となか卯を運営しているゼンショーホールディングス、松屋を運営する松屋フーズ、東京チカラめしなどに押されている吉野家ホールディングスですが、吉野家は牛丼の味を変えないために使用牛肉をアメリカ産に限っており、他の牛丼チェーンが使用するオーストラリア産等と比較してコストが高くなるため、他社との値下げ競争などにより経営状態が苦しくなっていました。アメリカ産牛肉の輸入規制緩和の恩恵を最も受ける吉野家ホールディングス、2008年のリーマン・ショックから株価は安値で放置され続けており、リバウンドのタイミングを待っている状態です。景気回復によって、値下げ競争による体力勝負が無くなり、輸入コストも低下すれば利益率も大幅に改善しますし、ステーキのどんや京樽、はなまるうどん、フォルクスなどの売上も回復してくるでしょう。時価総額は約700億円、浮動株比率は49.2%もありますから特定資金などの投機筋の投資資金が流入すれば、資金の回転効率が良いことから激しい値動きになるタイプです。信用倍率は0.32倍の売り長で、空売りが信用買いの3倍以上も積み上がっていますが、空売りを仕掛けた売り方は値動きの少なさから大きな利益が出ておらず、株価が上昇している現状では評価損が拡大している売玉が多いですから、更に株価の上昇が続けば空売りは踏み上げられ逆日歩、追証、強制決済という展開になっていくのではないでしょうか。(編集部) |
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