第一中央汽船(9132)仕手株揃いの海運セクター,SQで短期資金流入により株価急騰!
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株価 113 +10 (+9.71%) |
仕手性の高い銘柄が揃っているという印象を海運セクターに持っていますが、第一中央汽船の仕手相場をリアルタイムで体験しているので、第一中央汽船というと激しい値動きの仕手株というイメージが抜けません(笑)。オーストラリアやブラジルなどの資源大国での水害の発生、戦後最高の円高、燃料価格の高騰など海運セクターの状況は悪化していましたし、バルチック海運指数の下落も株価下落の要因になっていました。海運セクターに動きが出てきており、仕手性の高い乾汽船(9113)と第一中央汽船の株価が急騰していることから、他の海運株にも循環物色の流れに発展しないか注意が必要になっています。
今週は、SQ週ということもあり、機関投資家やヘッジファンドの先物・オプションのポジション整理が行われることから、短期資金や個人投資家が低位の値動きの軽い仕手株を中心に取引していますから、更に第一中央汽船の値動きが激しくなっていると考えています。第一中央汽船は12年3月期の9月中間期の配当を無配にすると発表、悪材料が出尽くしたという感じもありましたし、年初来安値の87円と100円以下になっていたことから、安値を拾う動きが見られていました。次に動く海運株は、共栄タンカー、明治海運など過去に仕手株化していた企業になるのか注目しています。
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