企業名 |
三菱自動車工業 |
証券コード |
7211 |
本社住所 |
東京都港区芝5-33-8 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
657,355(百万円) |
自己資本 |
289,487(百万円) |
総資産 |
1,302,382(百万円) |
有利子負債 |
317,042(百万円) |
利益剰余金 |
-708,685(百万円) |
従業員数 |
30,023人 |
時価総額 |
7000億円 |
会社設立 |
1970年4月 |
株式上場(IPO) |
1988年12月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
輸送用機器 |
監査法人 |
新日本 |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
三菱重工業 三菱商事 三菱東京UFJ銀行 日本トラスティ信託口 日本マスター信託口 MLPFSカストディー SSBT・OD05・オムニバスアカウントトリーティ 三菱UFJ信託銀行
ステート・ストリート・バンク・ウエストトリーティ 日本トラスティ信託口1 |
連結子会社 |
関東三菱自動車販売 |
備考 |
自動車メーカー 電気自動車(EV) |
コメント |
2013年3月期の連結純利益が前期比58.8%増の380億円に上方修正された「三菱自動車工業」に短期資金や般若の会等の仕手筋系の投機資金が流入しています。業績予想では130億円と発表されていましたから、250億円も上振れしたことが機関投資家やヘッジファンドなどに評価されており、トヨタ自動車や日産自動車、ホンダ、マツダ、スズキ、日野自動車、いすゞ自動車、ダイハツ工業などの自動車メーカーにも好業績などを期待した買いが入っています。プラグインハイブリッド車「アウトランダーPHEV」のリコールを国土交通省に届け出たとのニュースで売られていましたが、戦後最高値を記録した円高から100円近くまで円安が進行しており、自民党の安倍晋三総理によるアベノミクス(追加金融緩和・量的緩和)による経済対策の好影響が三菱自動車工業だけでなく、他の自動車メーカーにも出ています。リーマン・ショックの影響から経営体制を見直し、コストカットやリストラなどによる経営の効率化を進め、中国などのアジア新興国での販売拡大を強化していますし、世界初の量産型電気自動車(EV)「i−MiEV(アイ・ミーブ)」を販売するなど、原油価格の値上がりに伴ってガソリン価格も上昇しており、電気自動車の需要がこれから拡大すると予想されます。時価総額が7000億円を超える大型株ですが浮動株が33.2%もありますから、資金回転が良いことから短期資金を中心に短期の値幅取りの投資資金の流入が加速することが期待され、信用倍率は10.74倍の買い長ですが、空売りを踏み上げる展開に発展して行きそうです。2000億円以上の浮動株があれば空売りに対する規制が実施される可能性が低く、高額の逆日歩が発生することもありませんし、100円台の低位株ですから個人投資家のリスクマネーも参戦してくるでしょう。(2013/04) |
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