企業名 |
いすゞ自動車 |
証券コード |
7202 |
本社住所 |
東京都品川区南大井6-26-1大森ベルポートA館 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
40,644(百万円) |
株主持分 |
442,876(百万円) |
総資産 |
1,223,075(百万円) |
有利子負債 |
187,908(百万円) |
利益剰余金 |
316,804(百万円) |
従業員数 |
25,364人 |
時価総額 |
8100億円 |
会社設立 |
1937年4月 |
株式上場(IPO) |
1949年5月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
輸送用機器 |
監査法人 |
新日本 |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
三菱商事 伊藤忠商事 トヨタ自動車 日本トラスティ信託口 日本マスター信託口 ステート・ストリート・バンク&トラスト みずほコーポ銀行 日本政策投資銀行 全国共済農業協同連 三菱UFJ信託銀行 |
取締役 |
細井行 見田元 只木可弘 月岡良三 佐々木敏夫 古田貴信 片山正則 山田勉 阪田良 永井克昌 水谷春樹 満崎周夫 木内資雄 里見俊一 一色浩三
長島安治 |
連結子会社 |
泰国いすゞ自動車 いすゞ自動車販売 |
備考 |
トラック ディーゼルエンジン エコカー減税 エコカー補助金 フォルクスワーゲン ピックアップトラック ゼネラル・モーターズ(GM) |
平均給与・年収ランキング |
701万円 (有価証券報告書) |
コメント |
決算発表を行った「いすゞ自動車」の2014年3月期連結営業利益予想は37.6%増、2年連続で過去最高を更新する見通し、2円増配という予想から外国人投資家や国内外の機関投資家、ヘッジファンドによる買いが集まっています。中国やタイ、インドネシア、フィリピン、ベトナムなどのアジア新興国での売上が好調、エクアドル、南アフリカ、オーストラリア、サウジアラビア、ポーランドなどの地域でも売り上げが伸びており、海外での販売が増加しています。安倍晋三総理が進めるアベノミクス(追加金融緩和、量的緩和)による日経平均株価の上昇、為替相場も円高から円安基調になっていますから、為替差損の減少もいすゞ自動車の利益を押し上げる要因になっています。また、2006年に事業提携を解消していたゼネラル・モーターズ・コーポレーション(GM)と、次世代ピックアップ・トラックの共同開発に向け協議を開始すると発表しており、アメリカ市場だけでなく世界展開が加速する好材料として評価されています。東日本大震災やタイの洪水被害、戦後最高値を更新した円高などの悪材料が続いていましたが、いすゞ自動車は海外のインフラ整備、輸送需要の拡大に伴ってトラック・ディーゼルエンジン需要が増加しています。2012年11月の株価は400円台、2013年4月も500円台で推移していた銘柄ですから出遅れ感があり、決算発表を通過し今期も過去最高益を更新、増配予測ですから、買い安心から大口投資家だけでなく個人投資家の買いも増えています。リーマンショック以前の株価水準を回復しており、高値掴みしているシコリ玉などが少ない地帯に入り、値動きが軽くなりますから、買いが買いを呼ぶ展開となれば参加者も増えてくるでしょう。いすゞ自動車の時価総額は約1兆4000億円、浮動株は10.7%と多くはありませんから値動きが重たいタイプではなく、信用倍率は6.25倍ですが改善傾向にあるので、空売りを踏み上げながら高値を更新していきそうです。いすゞ自動車の大株主に中国政府系ファンドの「SSBT・OD05・オムニバスアカウントトリーティ」が登場しているように、トヨタ自動車や日産自動車、三菱自動車、日野自動車、ホンダ、スズキなどの自動車メーカーにも海外投資家の買いを中心に株式市場の投資資金が流入しています。(編集部) |
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