【新電元工業の企業情報】
| 企業名 |
新電元工業 |
| 証券コード |
6844 |
| 本社住所 |
東京都千代田区大手町2-2-1新大手町ビル |
| 上場市場 |
東証１部 |
| 売買単位 |
100株 |
| 資本金 |
17,823(百万円) |
| 自己資本 |
31,525(百万円) |
| 総資産 |
108,870(百万円) |
| 有利子負債 |
43,251(百万円) |
| 利益剰余金 |
7,737(百万円) |
| 従業員数 |
5,226人 |
| 時価総額 |
250億円 |
| 会社設立 |
1949年8月 |
| 株式上場(IPO) |
1961年10月 |
| 決算期 |
3月 |
| 業種セクター |
電気機器 |
| 監査法人 |
新日本 |
| 配当(配当利回り) |
- |
| 株主優待 |
- |
| 大株主(筆頭株主) |
ホンダ 中央不動産 日本トラスティ信託口 損保ジャパン 資産管理信信託口 朝日生命保険 日本マスター信託口 自社協力会社持株会 日本トラスティ信託口4
日本トラスティ信託口9 |
| 連結子会社 |
秋田新電元 東根新電元 岡部新電元 |
| 備考 |
- |
| 平均給与・年収ランキング |
６９２万円 (平成23年 有価証券報告書) |
| コメント |
産業用パワコン生産を月産3000台と倍増させることが株価材料になっている「新電元工業」ですが、般若の会関連銘柄とされていますから、丸栄や芦森工業、東京機械製作所などを手掛けていた投資資金が流入してくるのではないかという期待があるようです。日経平均株価の急落などもあり、日経の調整入りから低位の仕手株へ投資資金がシフトしていますから、仕手株が動意付けば仕手筋に提灯筋や短期資金、個人投資家も同調しやすくなっています。「時々の鐘の音」のホームページが更新されてから出来高が急増していた銘柄ですから、般若の会が本尊介入しているのではという観測が根強くあります。アベノミクス(追加金融緩和・量的緩和)相場に同調し下値を固めながら順調に上昇していますから空売りの踏み上げが続き、空売りを誘い込みながら更に上昇していくのか注目しています。(2013/06)
般若の会の加藤暠氏が誠備グループ時代に手掛けていた井筒屋や丸善ＣＨＩホールディングス、日本カーバイド工業などＫ氏銘柄がの株価が急騰しています。日経平均株価の上昇が続いており、上昇相場に乗って利益確定に成功している個人投資家のリスクマネーも低位の仕手株に集まっています。特定資金や個人投資家の投資資金の回転スピードが速く、誠備グループ時代のＫ氏銘柄が急騰する流れですから、安値で放置されている出遅れ銘柄に注目したい。パワー半導体やＩＣ、通信機器向けの電源機器を製造している「新電元工業」は、ホンダが筆頭株主になっている自動車関連銘柄とされ、誠備グループによって１３０円台の株価が２２００円台にまで上昇する大相場となった誠備グループを代表的する銘柄の一つです。新電元工業は、大株主のホンダ向けに車載電装品を開発していますから、ホンダの値動きと連動しやすく、ホンダの生産台数の上方修正や為替相場の動向が株価に反映されるタイプです。2008年のリーマン・ショックの影響を受け、営業利益
、経常利益、純利益ともに大幅な赤字となり、2009～2010年3月期は無配に転落したことから、同社の株価も大幅に下落しました。リーマン・ショックの影響から回復基調になり、５００円台乗せの勢いがあった2011年に東日本大震災が発生、更にタイの洪水被害、戦後最高値を更新する円高(為替差損)、アジア通貨の下落が重なり、再び株価は２００円台に下落しました。東日本大震災の影響により、売り込まれていた日本市場を海外のヘッジファンドが買戻し始めた時期から、新電元工業の株価も４００円台を回復しましたが、2012年も決算通過後から売られ続け、10月9日には１４４円という直近の最安値を更新しています。1975年の上場来最安値の１２１円を更新する可能性も出てきましたが、１４０円台で出来高が急増してリバウンド基調へと転換しています。１４０円台から２７０円台まで急騰していますが、資金の回転効率も良い状態ですから、高値掴みしたシコリ玉に上値を抑えられ上値が重いということはありません。時価総額は約２７０億円、浮動株比率は２３.６％ですから、株不足にはなりにくく、空売りを仕掛ける売り方も高額な逆日歩、追証の発生、新規の空売り停止、委託証拠金の引上げ処置などを警戒せずに売ってくるでしょうから、空売りの踏み上げを上昇エネルギーにして下値を切り上げていきそうです。信用倍率は１.９倍、株価上昇により信用買残が増加、信用売残の減少、空売りは買戻し・強制決済になっていますが、過熱感もあり空売りが急増してきそうです。これまで放置されていた昭和の仕手株が人気化する流れが続いており、安値で仕込みが完了している新電元工業の値動きに注目したい。 |
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