ホンダ関連銘柄


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【ホンダ関連銘柄一覧】

ホンダがアジア新興国市場で予想を超える急成長を続けています。 日本の自動車メーカーでは「トヨタ自動車」が過去最高益を連続更新して利益が1兆円を突破し、アメリ カのゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーターを追い抜き、ダイムラー・クライスラーを追い抜くのも時間の問題とされ、トヨタ自動車の独り勝ちの状態で「日産自動車」や「ホンダ」、「三菱自動車」などの自動車メーカーがトヨタ自動車を追いかけるという状況でした。しかし、2008年の「リーマン・ショック」から世界経済は後退、 自動車産業などの製造メーカーは大打撃を受け、製造メーカーは生産台数を減らし、生産ラインを停止させて従業員をリストラすることによりコストを削減させていました。

4輪の自動車の生産が中心のトヨタ自動車はアメリカやヨーロッパの不景気、中国やインド、ロシアなどの新興国も「リーマン・ショック」の影響を受けていたことから、高額な自動車の販売台数が大幅に減少していました。ギリシャ財政危機を発端とする欧州連合(EU)加盟国の金融危機によりヨーロッパ市場は停滞している状況が続いていますが、中国(中華人民共和国)を代表とする、インドやインドネシア、タイ、ベトナム、マレーシア、フィリピン(東南アジア・エマージング諸国)などのアジア新興国は世界的な金融危機から予想以上のスピードで急回復しています。





リーマン・ショックの影響をアジア新興国も受けましたが、経済危機の影響を簡単に乗り越えてしまうほどの勢いがあり、アメリカやヨーロッパの投資資金もアジア新興国に流れたことで、更にアジア新興国の経済成長が加速する結果になりました。経済成長によって新興国の平均所得も上昇し購買意欲も強くなっていますが、このアジア新興国で需要が急拡大しているのが「オートバイ」(二輪)なのです。アジアの中心国である中国も高速道路の建設計画が多数あり、交通インフラの整備が進んでいますが、4輪の自動車が走れる環境は北京や上海、重慶などの大都市に限られ、地方都市では交通インフラの整備が整っていませんし、自動車を買う経済力もありません。タイやインドネシア、ベトナムのニュース映像を観てもオートバイに3人乗りしている人の映像などが放送されているように、アジア新興国では道路が完全に整備されていないことや、狭い道路が多い、4輪自動車を買って維持するだけの経済力がないことから、オートバイの需要は年々上昇しており、今後もアジア新興国のオートバイ需要が増加すると予想されています。


リーマン・ショックの影響によって二輪車需要が減少すると予想されましたが、インドネシアやインド、ベトナムなどアジア新興国の2輪車需要はホンダの生産能力を上回る台数の需要があることから、ホンダはアジア新興国での生産能力の増強に力を入れており、インドやベトナムなどに新工場を設立しています。2011年は「東日本大震災」、「タイの洪水被害」もありましたが、アジア新興国のオートバイ需要は衰えることがなく、ホンダのアジアでの成長が本格的にスタートすることになります。アジアでは日本製のオートバイの信頼度が高く、壊れることが少ないことから、修理などに費用がかからないことからも日本製のバイクが売れており、ホンダがオードバイのブランドの最高峰に位置しています。アジア新興国で交通インフラが完全に整備され、自動車が普及する環境になるまでには相当な時間が必要ですから、アジア新興国だけでなく、南米やアフリカ、中東、ロシアなどでも販売網を拡大させ、生産工場を設立して二輪のシェア拡大を狙っています。





         企業名 市場 コード   
ホンダ 東証1部 7267 F1レース多数優勝で「HONDA」の知名度は抜群、オートバイシェアで世界1位
今仙電機製作所 東証1部 7266 シート等の機構部品やランプ等の電装品を開発、ホンダ向けの部品がが5割
ジーテクト JASDAQ 5970 2011年に菊池プレスと高尾金属工業が合併、ホンダ系のプレス部品メーカー
日本精機 東証2部 7287 2輪向け計器製造で世界シェア、ホンダ中心、アメリカやイギリスに生産工場
ユタカ技研 JASDAQ 7229 ホンダ向けに排気系、駆動系部品を開発、アジア新興国に生産工場を建設
田中精密 JASDAQ 7218 生産部品の9割をホンダグループに提供、タイやアメリカ等に生産拠点を拡大
エフテック 東証2部 7212 ホンダ向けにサスペンションやサブフレーム等の駆動系システム部品を開発
八千代工業 JASDAQ 7298 ホンダの子会社、環境規制に対応した二輪車用キャタライザーを開発
ミツバ 東証1部 7280 2輪・4輪向けワイパーモーター製造、5割以上をホンダに納入、トヨタも増加
ケーヒン 東証1部 7251 ホンダ系の部品会社では最大規模、電子燃料噴射や気化器、空調部品を開発
エフ・シー・シー 東証1部 7296 クラッチ製造メーカー、2輪向けでは世界1位、提供先はホンダ向けが6割以上
エイチワン JASDAQ 5989 2輪・4輪向けアンダーボディ骨格品の製造が主力、製品の9割がホンダに納入
日信工業 東証1部 7230 2輪・4輪ブレーキで世界シェア、ABSや横滑り防止装置、アルミ軽量化技術
日本プラスト 東証2部 7291 ホンダ系自動車部品大手、樹脂とエアバッグ、サイドエアバッグが主力製品
ショーワ 東証1部 7274 ホンダ向けにショックアブソーバー(SA)、パワーステアリング等の部品を製造
武蔵精密工業 東証1部 7220 シャフトやギア等の駆動系部品を製造、ホンダ向け7割、アジア新興国、南米
アーレスティ 東証2部 5852 ダイカスト(金型鋳造法)製造大手、ホンダや日産等の自動車メーカーが中心
テイ・エス テック 東証1部 7313 2輪・4輪車向けにシート部品を製造、9割がホンダに提供、中国での事業拡大







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