【エーアンドエーマテリアルの企業情報】
企業名 |
エーアンドエーマテリアル |
証券コード |
5391 |
本社住所 |
神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央2-5-5 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
3,889(百万円) |
自己資本 |
7,290(百万円) |
総資産 |
45,034(百万円) |
有利子負債 |
19,020(百万円) |
利益剰余金 |
2,740(百万円) |
従業員数 |
973人 |
時価総額 |
80億円 |
会社設立 |
1924年3月 |
株式上場(IPO) |
1949年5月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
ガラス・土石製品 |
監査法人 |
新日本 |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
太平洋セメント 明治安田生命保険 みずほコーポ銀行 SBI証券 三井住友銀行 あいおいニセイ同損 日本トラスティ信託口4 不二商会 日本マスター信託口 渡辺祐樹 みずほ信託銀行 |
連結子会社 |
アスク・サンシンエンジニアリング |
備考 |
- |
平均給与・年収ランキング |
489万円 (有価証券報告書) |
コメント |
東京オリンピック開催決定により特需が期待できる太平洋セメントが大株主になっていることから、低位の建設株を利益確定した投資資金が流入しています。東京五輪だけでなく、リニア新幹線の計画前倒しなど、建設建材販売を展開しているエーアンドエーマテリアルには恩恵が大きく、機関投資家の買いが入るという期待から、投機筋の買いに提灯筋や短期資金の買も追随しています。鉄建建設や大豊建設、翻訳センターなど、日々公表銘柄や信用規制が実施されている銘柄から逃げ足の速い資金が入っているので、規制が入りそうになれば警戒が必要です。時価総額は約105億円と直近で仕手株している銘柄と同じようなサイズですし、浮動株も26.7%と資金回転が良いタイプではありません。空売りが急増していますが、信用倍率は24.96倍の買い長なので、空売りを誘い込みながら株不足になれば、逆日歩の発生・空売りの停止から仕手相場に発展しそうです。(編集部)
政府は石炭火力発電の新規増設を推進して行く方針から、石炭の輸入販売を手掛けているK氏銘柄の住石ホールディングス(般若の会:新しい風の会)、三井松島産業、日本コークス工業、太平洋興発、常磐興産などの石炭関連銘柄が急騰しています。メタンハイドレート関連株の応用地質や日本海洋掘削、三井海洋開発、石油資源開発、国際石油開発帝石、トーヨーカネツを利益確定した投資資金や、東陽倉庫やケイヒン、三菱倉庫、住友倉庫、ヤマタネ、安田倉庫などの倉庫関連株を利益確定した投資資金が流入していますが、この流れが「エーアンドエーマテリアル」にも来ています。エーアンドエーマテリアルは、太平洋セメントグループの建設・建材会社で火力発電所向けの非金属製伸縮継手や保温保冷断熱材の製造を行っており、政府による石炭火力発電の新規増設が同社に大きな恩恵をもたらすと期待されています。また、太陽光発電事業にも力を入れており、超軽量太陽光発電パネルの販売も手掛けています。リーマン・ショック以降、エーアンドエーマテリアルの株価は100円を割り込む状態が長く続き、2010年11月には37円という安値を付けるほど売り込まれていた銘柄ですから、高値掴みの建玉は整理されています。シコリ玉が少なく値動きが軽い状態となっており、下値を固めながら100円台に定着して行けば、空売りを踏み上げながら上値追いの展開が期待でき、信用倍率14.65倍の買い長も空売りの増加に伴い改善されるでしょう。仕手筋系の投機資金の流入により、エーアンドエーマテリアルの出来高は通常時の100倍近く出来高が急増しており、2008年から安値放置が続いていた同社も日経平均株価と同様にリーマンショック以前の水準を取り戻す動きに期待したい。(編集部) |
関連銘柄 |
太陽光発電関連銘柄
東京オリンピック関連銘柄 |
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