企業名 |
ヤクルト本社 |
証券コード |
2267 |
本社住所 |
東京都港区東新橋1-1-19 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
31,117(百万円) |
自己資本 |
241,683(百万円) |
総資産 |
420,368(百万円) |
有利子負債 |
63,793(百万円) |
利益剰余金 |
220,934(百万円) |
従業員数 |
18,563人 |
時価総額 |
6000億円 |
会社設立 |
1955年4月 |
株式上場(IPO) |
1980年1月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
食料品 |
監査法人 |
トーマツ |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
MLPFSノミニー/ダノンアジアホールディングスP 松尚 フジメディアHLD 資産管理信信託口 共進会 自社(自己株口) ノーザン・トラスト(AVFC)ブリティッシュ 日本トラスティ信託口 キリンビバレッジ
日本生命保険 |
連結子会社 |
ヤクルト商事 東京ヤクルト販売 |
備考 |
乳酸生菌飲料 医薬品 ミルミル 大腸がん剤 エルプラット |
コメント |
京都大学の山中伸弥教授がノーベル賞を受賞したことで、タカラバイオやカイオム・バイオサイエンス、 オンコセラピー・サイエンス、そーせいグループ、ユーグレナ、ジーエヌアイグループ、メドレックス、メディネット、ナノキャリア、アンジェスMGなどのバイオベンチャーや医薬品関連株が外国人投資家に買われていますが、「ヤクルト本社」もヤクルトなどの乳酸生菌飲料、プロバイオティクス関連製品、医薬品などを製造している企業ですからバイオ関連株として見られています。バイオベンチャー株を外国人投資家が買い続けていますが、東証マザーズの時価総額ランキング上位をバイオ株が占めているようにバイオ株の過熱感が強くなっており、利益確定した投資資金がヤクルト本社に流れているようです。また、過去にクレディスイス証券のレポートで日本がTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に参加して食糧品の輸入関税が撤廃されると仮定した場合、飲料事業で使用される脱脂粉乳およそ2万トンの国内価格(約580円)と、国際市況価格(約3.5ドル=350円)との価格差が約230円程度ありますから、脱脂粉乳を輸入品に切り替えれば大幅なコスト削減になります。安倍晋三総理のアベノミクス(追加金融緩和、量的緩和)相場には出遅れていたヤクルト本社、自民党政権誕生前の2012年11月から2013年のゴールデンウィーク前まで狭いレンジ相場が続いていましたが、レンジの上限を抜けシコリ玉も少ない地帯に入っていますから値動きが軽くなっています。ヤクルト本社の時価総額は約9000億円まで拡大していますが、浮動株が6.7%しかない銘柄ですから値動きが激しくなりやすく、信用倍率は0.56倍の売り長となっていることから空売りを踏み上げて行く踏み上げ相場になっています。TPPへの正式参加が決定すれば、ヤクルト本社や山崎製パン、第一屋製パン、森永乳業、明治ホールディングス、雪印メグミルク、プリマハム、日本ハム、伊藤ハムなどの食料品関連株が買われることになるでしょう。(2013/05) |
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