企業名 |
NTN |
証券コード |
6472 |
本社住所 |
大阪府大阪市西区京町堀1-3-17 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
54,346(百万円) |
自己資本 |
199,887(百万円) |
総資産 |
753,571(百万円) |
有利子負債 |
347,174(百万円) |
利益剰余金 |
110,286(百万円) |
従業員数 |
21,570人 |
時価総額 |
1500億円 |
会社設立 |
1934年3月 |
株式上場(IPO) |
1949年5月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
機械 |
監査法人 |
新日本 |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
日本マスター信託口 第一生命保険 明治安田生命保険 日本トラスティ信託口 三菱東京UFJ銀行 三菱UFJ信託銀行 日本生命保険 東京海上日動火災 自社共栄会 日本トラスティ信託口9 |
連結子会社 |
NTN金剛製作所 |
備考 |
- |
コメント |
今3月期の連結営業利益が前期比で4倍の300億円と大幅増益になると発表した「NTN」が買いを集めています。事前に出来高を伴って上昇していましたから早耳筋が買いを入れていたのかと思いたくなるような値動きになっており、思惑的な株価の動きに短期資金なども注目、ソーシャルゲームやバイオベンチャー株を売買していた個人投資家も出遅れ感のあるNTNに目を向けています。外国人投資家や機関投資家、ヘッジファンドも株価上昇が続き、過熱感・割高感のある銘柄から、出遅れている割安銘柄に投資資金をシフトしていますし、為替相場が円高から円安に推移していることから、NTNのようにベアリングを海外に輸出している企業を買っています。NTNの想定為替レートは1ドル=95円、1ユーロ=120円に設定されており、更に円安が進行すれば為替差損が減少し増益幅も拡大しますから円安メリット株でもあります。また、トヨタ自動車や日産自動車、いすゞ自動車、三菱自動車、日野自動車、ホンダ、スズキなどの自動車メーカーが買われていることもNTNなどの自動車部品を製造している企業への買いにつながっており、東洋ゴム工業やブリヂストンなどのタイヤメーカーにも資金が流れています。安倍晋三総理のアベノミクス(追加金融緩和、量的緩和)相場に同調していましたが、前期に業績の大幅な下方修正を行っていましたからNTNに対する警戒感が強くなっていたことも出遅れていた要因でしょう。直近の株価上昇によって信用買いの利益確定が大量に出ており、信用買残は300万株ほど減少していますが、空売りが増加したことによって信用倍率は改善傾向、更に株価が上昇していけば信用買残が減少し空売りが増加していくでしょう。(2013/05) |
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