| 企業名 |
アコム |
| 証券コード |
8572 |
| 本社住所 |
東京都千代田区丸の内2-1-1明治安田生命ビル |
| 上場市場 |
東証１部 |
| 売買単位 |
100株 |
| 資本金 |
63,832(百万円) |
| 自己資本 |
303,114(百万円) |
| 総資産 |
1,100,317(百万円) |
| 有利子負債 |
581,796(百万円) |
| 利益剰余金 |
187,258(百万円) |
| 従業員数 |
5,753人 |
| 時価総額 |
3800億円 |
| 会社設立 |
1978年10月 |
| 株式上場(IPO) |
1993年10月 |
| 決算期 |
3月 |
| 業種セクター |
その他金融業 |
| 監査法人 |
トーマツ |
| 配当(配当利回り) |
- |
| 株主優待 |
- |
| 大株主(筆頭株主) |
三菱UFJFG 丸糸殖産 マルイト (財)木下記念事業団 丸糸商店 木下恭輔 木下盛好 三菱UFJ信託銀行 暢佳 |
| 連結子会社 |
EASY BUY Public Company IR債権回収 |
| 備考 |
過払い金返還請求(弁護士・司法書士) 総量規制 改正貸金業法 無担保ローン 有担保ローン 消費者金融 事業者ローン |
| コメント |
消費者金融関連株のアイフルが仕手株化していますが、同じ消費者ローン事業を展開している「アコム」は2013年の新年度入りするまで放置されている状態でした。安倍晋三総理によるアベノミクス(追加金融緩和、量的緩和)政策によって、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループなどのメガバンク株、野村ホールディングスやＳＢＩホールディングス、松井証券、大和証券グループ本社などの証券株等の金融関連株が外国人投資家に買われる展開でしたし、自民党が選挙公約に総量規制の見直し・撤廃を掲げていたことからもアコムの株価が上昇しないことが不思議でした。アコムは配当は実施していませんが業績は黒字が続いていますし、PERなどのテクニカルは割安でしたから、アイフルやオリックス、クレディセゾン、イオンクレジットサービス、日立キャピタル、三菱ＵＦＪリース、興銀リースなどの株価上昇を見た投資家はアコムを買い続けたようです。しかし、日経平均株価がリーマンショック以前の水準にまでリバウンドする数十年に１度の大相場で仕手株化する銘柄が続出する中、アコムで勝負していては値動きが少なく投資資金を有効に活用できないことから、ガンホー・オンライン・エンターテイメントやUMNファーマ、タカラバイオなどのソーシャルゲームやバイオベンチャー、不動産株に投資資金が流れていました。過去最高の売買代金を更新するほどの勢いで過剰流動性相場になっている日本市場を買い続ける機関投資家やヘッジファンド、年金運用資金ですが、短期間で株価が急騰している銘柄が多くあり、買われ過ぎて過熱感が強くなっている銘柄が増えていることから、出遅れている銘柄に投資資金が流れやすくなっています。2012年11月の2000円台から2013年3月まで株価は狭いレンジで動き続けていましたが、4月5日から出来高を伴って上昇しており、空売りを踏み上げながら上昇基調に入っています。時価総額は約6000億円と大型株ですが、浮動株が0.4%しかありませんから値動きが激しくなりやすく、仕手筋などの投機資金は空売りの買戻しを狙った買いを入れているようです。(編集部) |
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