企業名 |
大和証券グループ本社 |
証券コード |
8601 |
本社住所 |
東京都千代田区丸の内1-9-1グラントウキョウノースタワー |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
247,397(百万円) |
自己資本 |
767,062(百万円) |
総資産 |
18,579,466(百万円) |
有利子負債 |
3,621,222(百万円) |
利益剰余金 |
350,957(百万円) |
従業員数 |
14,339人 |
時価総額 |
-億円 |
会社設立 |
1943年12月 |
株式上場(IPO) |
1961年10月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
証券・商品先物取引業 |
監査法人 |
あずさ |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
ステート・ストリート・バンク&トラスト505223 日本トラスティ信託口 日本マスター信託口 ステート・S・BT 日本マスター信託ESOP信託75404 SSBTオムニバス 三井住友銀行 日本トラスティ信託口 |
取締役 |
鈴木茂晴 高橋昭夫 日比野隆司 石橋俊朗 岩本信之 深井崇史 白川真 若林孝俊 小田一穂 地福三郎 大西敏彦 松下浩一 安田隆二 松井敏浩 日下典昭 松原亘子 猪瀬祐之 但木敬一 鈴木茂晴 伊藤謙介 宇野紘一 |
連結子会社 |
大和証券 大和総研 大和証券CM 大和証券投資信託委託 |
備考 |
証券会社 トレーディング FX オプション 先物 日経225 大和ネクスト銀行 |
平均給与・年収ランキング |
811万円 (有価証券報告書) |
コメント |
自民党の安倍晋三総理が金融政策決定会合で物価上昇率目標(インフレターゲット)の設定を見送れば、 日銀法改正に踏み切る考えを示したことから、追加金融緩和政策への期待感が高まり、2012年末から 為替相場は円高から円安基調、日経平均株価も大幅に上昇しました。 過剰流動性相場ーの期待から証券会社株も買われ始め、野村證券に次ぐ大手証券の 「大和証券グループ本社」も年初来高値を更新する値上がりを見せていました。 日経平均株価の上昇に伴い東証1部、マザーズ、ジャスダック(JASDAQ)の売買代金が増加、
ライブドアショックやリーマン・ショック、欧州の金融危機、東日本大震災の発生による影響で損失を出してしまい、 株式市場から退場していた個人投資家も全員参加型の大相場になるであろう株式市場に戻ってきていますから、
株式市場に大量の資金が流れてくるでしょう。 大和証券グループ本社は、グローバル・マーケッツ、グローバル・インベストメント・バンキング、リテール事業
の大和証券、アセット・マネジメント事業の大和証券投資信託委託、大和住銀投信投資顧問、 大和証券エスエムビーシープリンシパル・インベストメンツ、大和総研ホールディングス
などの企業からなるグループです。 大和証券は個人投資家にも人気の高い証券会社で、IPOの主幹事証券などを多く務める大手証券ですから、 新規公開株の割り当てが多く、IPOの抽選に当たりやすいという利点があります。
IPO株の勝率の高さから個人投資家にIPO投資は人気が高く、リーマン・ショックの影響でIPOが減っていましたが、 2012年はIPO数が回復傾向、2013年は株式市場の地合いが強いことから、IPOする企業数も
大幅な回復が見込まれます。2003年9月から2004年9月まで151連勝したIPO、2012年もネット関連株を中心に初値が高騰する 銘柄が多く、大和証券が主幹事を務めるIPO案件の増加、IPO売買の活発化により委託手数料の増収増益が見込まれます。
2011年3月期の営業利益は約450億円の赤字、2012年3月期の営業利益も約230億円の赤字と2期連続して大赤字でしたが、 2013年3月期は約180億円の黒字転換、2014年3月期も約200億円の黒字化を予想していますが、
日経平均株価の上昇や戦後最高値の75円を付けた為替相場が100円を目指す動きになっていることから、 大和証券グループ本社の業績が大きく上振れる可能性が高くなっいます。
人員削減(リストラ)や国内外での経営の効率化を行い大幅なコスト削減を進め、 オンライン証券のサービスを強化、投資信託、先物取引、外国為替証拠金取引(FX)、オプション等のデリバティブ
取引のサービスも利用者増加による手数料収入が見込まれますし、 民主化の進展による経済成長によって、アジア新興国の中でも注目度が上がっている ミャンマー、大和総研と東京証券取引所グループは、ミャンマー中央銀行と同国での証券取引所設立および資本市場育成支援に関して覚書を締結
しており、海外での事業拡大にも注目です。 2008年のリーマン・ショック前の株価は、1200円台に乗せようとする勢いが ありましたが、2011年11月には230円台と株価は5分の1まで下落していました。
衆議院解散総選挙から大和証券グループ本社の株価も上昇し500円台を射程圏内、 信用倍率は1倍台の好取組ですが信用買残が増加傾向、信用売残は空売りの踏み上げが 続き追証、強制決済による買戻しが進んでいます。外国人投資家の保有比率が38% と高い銘柄ですから、強引に株価を吊り上げていく外資の買いに期待したい銘柄です。
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