【木村化工機の企業情報】
企業名 |
木村化工機 |
証券コード |
6378 |
本社住所 |
兵庫県尼崎市杭瀬寺島2-1-2 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
1,030(百万円) |
株主持分 |
6,514(百万円) |
総資産 |
17,978(百万円) |
有利子負債 |
1,420(百万円) |
利益剰余金 |
3,382(百万円) |
従業員数 |
369人 |
時価総額 |
60億円 |
会社設立 |
1950年6月 |
株式上場(IPO) |
1961年10月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
機械 |
監査法人 |
大阪 |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
東レ 自社関連グループ持株会 ステート・ストリート・バンク&トラスト505041 奥村組 日本生命保険 住友信託銀行 小林薫
木村孝吉 木村眞理子 クラレ |
連結子会社 |
三原木村工機 東北木村工機 |
備考 |
化学プラント 原子力発電所 ウラン プルトニウム MOX製造装置 |
平均給与・年収ランキング |
638万円 (平成23年 有価証券報告書) |
コメント |
安倍晋三総理のアベノミクス(追加金融緩和、量的緩和)相場に出遅れていた「木村化工機」ですが、トルコが計画する原子力発電所の建設を三菱重工業と仏原子力大手アレバが受注したことから買われ、福島第1原子力発電所事故後に中断していた原子力協定交渉をインドと再開したことが株価材料となり株価が上昇しています。また、東京電力が柏崎原発再稼働を7月に申請するとの一部観測報道があり、中部電力や関西電力、中国電力、東北電力、四国電力、J−POWERなどの電力株や原発建設関連株が買われています。株価は300円台から800円台にまで短期間で急騰、空売りを踏み上げての上昇ですから追証の差し入れができなかった投資家の強制決済も発生していたようです。800円台で空売りと利益確定の売りが出たことから株価調整に入りましたが、再び株価が上昇していますから、700円台の急落時に空売りを仕掛けてしまった投資家は苦しくなっています。仕手株として有名な木村化工機ですから、高値で空売りをして含み損を抱えている投資家の建玉を狙って買い続けているのではないでしょうか。インドは2020年までに原発18基の建設を計画し、9兆円規模の商機が見込まれていますし、中国やタイ、ベトナム、インドネシアなどのアジア新興国での原発建設計画が進んでいけば、木村化工機などにも大きな恩恵が期待できます。使用済燃料や放射性廃棄物、放射線源等の輸送容器、使用済原子燃料の検査装置、MOX燃料製造設備、フロッグマンシステム、ホットセル、放射性廃液処理(ほう酸回収装置・放射性廃棄物処理)、グローブボックス、ダブルドアシステム、放射線遮蔽設備、堆積物除去装置、核燃料再処理機器(スチームジェット・平板槽、円管槽)などを開発・製造している木村化工機、これからの成長に期待したい。(2013/05) |
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