| 企業名 |
日本冶金工業 |
| 証券コード |
5480 |
| 本社住所 |
東京都中央区京橋1-5-8 |
| 上場市場 |
東証１部 |
| 売買単位 |
100株 |
| 資本金 |
24,301(百万円) |
| 株主持分 |
32,072(百万円) |
| 総資産 |
139,500(百万円) |
| 有利子負債 |
61,593(百万円) |
| 利益剰余金 |
-3,261(百万円) |
| 従業員数 |
2,150人 |
| 時価総額 |
120億円 |
| 会社設立 |
1925年8月 |
| 株式上場(IPO) |
1949年5月 |
| 決算期 |
3月 |
| 業種セクター |
鉄鋼 |
| 監査法人 |
八重洲 |
| 配当(配当利回り) |
- |
| 株主優待 |
- |
| 大株主(筆頭株主) |
日本トラスティ信託口 日本マスター信託口 みずほコーポ銀行 ジュニパー 三菱東京UFJ銀行 三菱UFJ信託銀行 前田建設工業 野村信託銀行投信口 新日本製鐵 日本トラスティ信託口(CMTBエクイティI) |
| 連結子会社 |
ナス物産 ナストーア ナス鋼帯 |
| 備考 |
- |
| 平均給与・年収ランキング |
５２２万円 (有価証券報告書) |
| コメント |
短期資金による買いが継続されていましたが、日本冶金工業の川崎工場は国家戦略特区に格上げされると予想されている川崎市殿町３丁目「京浜臨海部ライフイノベーション総合特区」の近隣に位置していることを株価材料にしています。現段階で株価が急騰するほどの材料とは思えませんが、時価総額は約370億円の小型株で浮動株が40%以上もありますから、短期資金・投機資金は資金回転効率の良さから積極的に介入しています。先週から出来高が増加、1000万株を下回る日が無く、信用買残・信用売残ともに急増しており、信用倍率は12倍台から4倍台まで改善しています。8月26日に4000万株以上の出来高を記録、150円台で大量に投機筋が買い集めているとの観測があり、投機筋が売り抜ける目標株価が幾らに設定されているのか注目です。(編集部)
低位の仕手株である「日本冶金工業」に仕手筋や投機筋と思われる投資資金が流入したとの観測があり、提灯筋や個人のリスクマネーも打診買いを入れる状況になっています。時価総額約230億円、浮動株は39.7%と流動株が多いことから空売りが急増した場合でも株不足になりにくく、空売りの停止処置が実施されにくいタイプですから、仕手筋が手掛けやすいという特徴があります。自民党の安倍晋三総理によるアベノミクス(追加金融緩和・量的緩和)からスタートしたアベノミクス相場により、株価は2012年10月の６０円台から１５０円台乗せまで上昇しており、過剰流動性相場による不動産バブルへの期待からステンレス鋼板や純ニッケル、耐熱鋼合金などの資材の製造販売を手掛ける日本冶金工業に恩恵が期待されるのも当然でしょう。2014年3月期の業績予想は黒字転換が予想され、予想以上の日経平均株価の上昇に外国人投資家も日本冶金工業を買い増しているとの観測もありることから、リーマンショック時の８００円台から売り込まれ６０円台にまで下落していた日本冶金工業の本格的なリバウンドがスタートしそうです。直近の株価上昇に伴い空売りが増加しており、信用倍率は5.68倍まで改善していますから、空売りを誘い入れながら下値を固めて行く展開を期待。信用買いのシコリ玉は振るい落としによるロスカットにより決済が終わっていますが、現物買いの塩漬け株が上値を押さえる可能性には注意が必要ですが、外国人投資家の保有比率も高くなっている日本冶金工業には不安材料とはならないか。(編集部) |
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