【光世証券の企業情報】
企業名 |
光世証券 |
証券コード |
8617 |
本社住所 |
大阪府大阪市中央区北浜2-1-10 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
12,000(百万円) |
自己資本 |
15,847(百万円) |
総資産 |
18,113(百万円) |
有利子負債 |
0(百万円) |
利益剰余金 |
-105(百万円) |
従業員数 |
55人 |
時価総額 |
100億円 |
会社設立 |
1961年4月 |
株式上場(IPO) |
1988年5月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
証券・商品先物取引業 |
監査法人 |
あずさ |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
(株)巽也蔵 (株)巽事務所 (株)巽丸 (株)哲学の道文庫 日本トラスティ信託口4 巽大介 日本トラスティ信託口 黒川昭登
振角典子 巽恵子 |
連結子会社 |
- |
備考 |
- |
平均給与・年収ランキング |
703万円 (平成23年 有価証券報告書) |
コメント |
空売りの踏み上げが続いている「光世証券」、2012年は60円台で株価が推移するなど、日経平均株価が1万円を割るレンジ相場が続き、為替相場も円高が続いていたことから、売り込まれ安値放置の状態でした。2008年のリーマンショック発生から欧州の金融危機、東日本大震災と景気後退要因になる出来事が続き、大きな損失を負ってしまった個人投資家は株式市場から遠ざかっていましたが、自民党の安倍晋三総理による追加金融緩和、量的緩和を柱としたアベノミクスにより日経平均株価は何十年に一度と言われるリバウンド相場となり、個人投資家が株式市場に戻ってきています。光世証券は自己勘定の株式トレーディングが収益の柱ですから、日経平均株価の上昇により保有株の含み益が拡大していますし、富裕層を中心とする顧客からの株式、先物、FX(外国為替証拠金取引)等のデリバティブの委託手数料収入も増加しています。2013年3月期は5期ぶりに営業利益の黒字転換が見込まれ、日経平均株価の急激なリバウンドと円高から円安へ急速に進んでいますから、業績の更なる上方修正の可能性も指摘されています。100円以下で放置されていた光世証券の株価は空売りを踏み上げながら出来高を伴って上昇、2003年からの10年間でも光世証券にこれだけの投資資金が流入したことはなく、2011年11月24日に上場来最安値を付けた光世証券が大きく変わろうとしています。2006年以来、8年ぶりに300円台を回復する勢いですし、時価総額は約300億円、浮動株が23.6%と値動きの軽いタイプ、信用倍率は2.90倍の買い長ですが信用売残が急激に減少したわけではなく、信用買残が急増したことによるものですから懸念材料にはなっていません。株式市場の回復、信用取引の規制緩和により、野村ホールディングスや大和証券グループ本社、松井証券、SBIホールディングス、マネックスグループ、カブドットコム証券、岡三証券グループ、東洋証券、水戸証券などの証券会社株も買われています。(2013/03)
45日ルールによるヘッジファンドの換金売りが出た11月15日の株価が74円、年末からスタートした上昇相場では出遅れていましたが、受け渡しで2013年度に入った12月27日からは出来高が100万株を連続で超える日が続き、空売りを踏み上げ続けています。 |
|
|
|