【日本写真印刷の企業情報】
企業名 |
日本写真印刷 |
証券コード |
7915 |
本社住所 |
京都府京都市中京区壬生花井町3 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
5,684(百万円) |
自己資本 |
42,176(百万円) |
総資産 |
113,031(百万円) |
有利子負債 |
25,091(百万円) |
利益剰余金 |
-287497(百万円) |
従業員数 |
3,396人 |
時価総額 |
480億円 |
会社設立 |
1946年12月 |
株式上場(IPO) |
1961年10月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
その他製品 |
監査法人 |
トーマツ |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
タイヨウ・ファンドLP 鈴木興産 明治安田生命保険 みずほ銀行 日本トラスティ信託口 京都銀行 日本トラスティ信託口9 日本マスター信託口 王子製紙 |
連結子会社 |
ナイテック工業 ナイテック・プレシジョン ナイテック印刷 |
備考 |
- |
平均給与・年収ランキング |
579万円 (有価証券報告書) |
コメント |
目立った株価材料があるわけではありませんが「日本写真印刷」の株価が急騰しています。 2012年11月12日に年初来安値となる551円を付けていますが、衆議院解散から 株価はリバウンド基調となり、1200円台まで上昇しています。年初来安値を付けた時期に
機関投資家と思われる投資資金による株式の大量取得が確認されていますが、 「45日ルール」によるヘッジファンドの換金売りが出るのが11月15日ですから、
海外のヘッジファンドによる大量の売りを安値で買ったファンドがいたことが分かります。 ヘッジファンドの決算期と「45日ルール」による換金売りを警戒して、買いが入らない
展開でしたが、11月15日を通過したことや衆院議員解散が重なったことも11月後半からの 株価が上昇しやすくなっていた要因のひとつです。日本写真印刷の上昇エネルギーとなっているのが、空売りを踏み上げて強制決済に追い込んでいることです。 逆日歩も発生していますが、5銭ですから株価に対するインパクトは弱いので、逆日歩が 買戻しの要因ではなく、株価上昇による評価損の拡大によって、追証が発生するまでに 買い戻していることが急騰の要因です。信用倍率は0.3倍の売り長ですから、 踏み上げ相場は続くのではないでしょうか。追加金融緩和政策への期待から為替相場は 90円台目前の円安、日経平均株価も東日本大震災以前の水準にまで回復 、SQ算出日も通過していますから、更なる上昇局面に入りそうです。 日本写真印刷の時価総額は約500億円、浮動株は14%ですから値動きは軽いタイプ、 2011年3月期から赤字が続いていますが、アップルやノキア関連として注目されている 企業ですし、円安による為替差損の減少により、2014年3月期は黒字転換する可能性があります。
スマートフォンやタブレット型PC用のタッチパネルの生産を強化、 姫路工場に38億円の追加投資し生産能力を増強、加賀工場も2014年から稼働開始予定、
スマートフォンの利用者も急増していますし、電子書籍の購入者も増加ていますから、 タッチパネルの生産が本格的にスタートする日本写真印刷の業績回復に期待したい。
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