　　　　　　東光(6801)に仕手株循環物色の流れ!「Ｋ氏・泰山銘柄」に短期資金が流入？

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出来高急増に個人投資家も追随！「東光」に仕手株循環物色の流れ!「泰山銘柄」に短期資金が流入？般若の会銘柄の利益を上げた短期資金が・・・。

「般若の会」を結成した「加藤暠」が仕手筋の本尊として介入しているとされる「新日本理化」などで利益を出した短期筋が「東光」に打診買いを入れているのではと言う噂があります。般若の会が手掛けているとされる銘柄が数銘柄しか判明していないため、仕手相場に流れている投資資金は泰山が手掛けていた泰山銘柄へと流れています。東光(6801)には、２０１１年度の終わる３月下旬から通常の出来高の数十倍の買いが入っています。機関投資家や投資ファンドが年度末のポジションを解消する売りを出し終わって、株式市場が個人投資家等のリスクマネー中心の状態での大口買い連発です。

東光(6801)は、放置プレイ状態で閑散としていましたが、３月下旬からの投資資金の流入によって、信用倍率が大幅に改善しており、１倍台まで改善しています。大量の現物買い・信用買いにより株価が上昇している東光に、売り方も空売りを大量に浴びせています。日証金の発表した信用買残と信用売残の増加数が同じような数字であることから「つなぎ売り」とは考えづらく、売り方の空売りが単発で入っていると考えています。浮動株は発行済株式の４割程度もあり、時価総額が２００億円以下と仕手株としての条件が揃ってきました。

東光(6801)への参加者が増加して、売買が更に過熱すれば、株不足から高額の逆日歩の発生により、信用売りは買戻しをしなければならなくなります。また、仕手株に対する空売りの規制が厳しくなっていることから「日々公表銘柄」、「貸株注意喚起銘柄」になるのが以前よりも早く、新規の空売り停止を嫌う売り方は降参するしかありません。２０１２年の新年度に入り、ゴールデンウィークまでは買い方が強い時期でもあり、空売りを踏み上げて、素人の投資家を嵌め込んでしまうのではないでしょうか。今期は黒字回復、スマートフォン向けの部品を製造しているだけに、業績面でも期待しています。

【兜町の相場師の見解】
放置されていた東光に出来高を伴って株価上昇、昨年から静かに仕込んでいたのでしょうか？平均取得単価は１４０円以下でしょうから利益は出ていますが、他のＫ氏が手掛けていた銘柄の値動きからも、更なる上値追いの相場展開に期待。チャート的には過熱感があり、空売りで崩したい局面ですが、東光は時価総額が小さく、短期筋は狙いやすいタイプですから、売り方は注意が必要でしょう。個人的には、東光にＫ氏は介入していないと思いますが・・・。

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