企業名 |
日本橋梁 |
証券コード |
5912 |
本社住所 |
大阪市北区西天満6-7-2 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
1,000(百万円) |
株主持分 |
15,992(百万円) |
総資産 |
39,850(百万円) |
有利子負債 |
4,554(百万円) |
利益剰余金 |
14,530(百万円) |
従業員数 |
770人 |
時価総額 |
-億円 |
会社設立 |
1919年7月 |
株式上場(IPO) |
1949年7月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
金属製品 |
監査法人 |
あずさ |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
ジャパン・リカバリー・ファンド 双日 三菱東京UFJ銀行 日本証券金融 関西ペイント ミックホールディング 新日本製鐵 北神鉄工 日新火災海上保険 神戸製鋼所 |
取締役 |
坂下清信 福神正俊 毛利良介 渡邊彰 丸谷勇二 上田耕介 遠藤港 宮口勝治 平井利明 |
連結子会社 |
オリエンタル白石 タイコー技建 白石ホームズ |
備考 |
橋梁関連銘柄 |
平均給与・年収ランキング |
478万円 (有価証券報告書) |
コメント |
中央自動車道の笹子トンネル(山梨県)の天井崩落事故が発生した事件で、国土交通省は高速道路トンネルの緊急点検を指示したことが材料となり、高速道路インフラの再整備需要が見込まれる「日本橋梁」に買いが集まっています。般若の会の加藤ロが誠備グループ時代に手掛けた「宮地エンジニアリンググループ」は昭和の仕手戦を代表する仕手株ですが、橋梁関連銘柄には低位の仕手株が多く、日本橋梁も過去に仕手株化していることから短期資金の流入により仕手化する可能性があり注意したい。橋梁関連企業の「サクラダ」が破産手続を開始、他の橋梁関連企業に残存者メリットがあるという思惑から日本橋梁への注目筋が増えていましたが、高速道路トンネル事故に伴う需要増加だけでなく、衆院議員選挙での復権が予想される自民党が掲げる「国土強靭化基本法」の恩恵が期待されています。国土強靭化基本法は、首都直下型の大地震などが予想されることから、事前防災・減災対策に着手するもので、10年間で200兆円超の公共投資を行うことで、日本のGDPは600〜900兆円まで復活するという試算を元にインフラ整備、防災対策を行うものです。
橋梁業界は、国および地方自治体からの公共事業に依存していますから、リーマン・ショックからの景気後退から公共工事予算削減に拍車がかかり、日本橋梁の売上も減少していましたが、オリエンタル白石、タイコー技建、白石ホームズを子会社化して事業領域を拡大、橋梁事業だけでなく、鋼構造物事業、プレストレスコンクリート、ニューマチックケーソンおよび補修補強工事など幅広く事業展開しています。東日本大震災の復興事業への期待がありましたが、期待ほどの受注は得られていないようです。自民党政権が誕生して国土強靭化基本法が施行されれば、公共工事が増加するという期待から日本橋梁の人気化が予想され、1月20日に付けた年初来安値1150円から10月15日に付けた年初来安値224円まで、株価は5分の1に下落していることから割安感があります。信用倍率は375.87倍の買い長、売りが枯れており売り込みづらい状況、シコリ玉も決済が済んでいると考えられ上値は軽いか?2012年の1月に200円台から短期仕手株化で1150円に急騰しており、年初の再現なるか期待です。 |
関連銘柄 |
東日本大震災の復興復旧関連銘柄 |
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