企業名 |
神戸製鋼所 |
証券コード |
5406 |
本社住所 |
神戸市中央区脇浜町2-10-26神鋼ビル |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
233,313(百万円) |
自己資本 |
494,393(百万円) |
総資産 |
2,162,752(百万円) |
有利子負債 |
932,787(百万円) |
利益剰余金 |
257,770(百万円) |
従業員数 |
36,625人 |
時価総額 |
4000億円 |
会社設立 |
1911年6月 |
株式上場(IPO) |
1949年5月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
鉄鋼 |
監査法人 |
あずさ |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
日本トラスティ信託口 日本生命保険 新日本製鐵 住友金属工業 日本マスター信託口 みずほコーポ銀行 三菱UFJ信託銀行 三菱東京UFJ銀行 双日 |
連結子会社 |
神鋼環境ソリューション 日本高周波 コベルコ建機 |
備考 |
鉄鋼 アルミ 銅 |
コメント |
保有しているナブテスコ株を株式売り出しによって売却すると発表した「神戸製鋼所」が財務体質の改善につながるということで買われています。神戸製鋼所保有の1510万株と退職給付信託口401万1000株を合わせた1911万1000株を売却する予定になっており、売却額は約460億円になります。神戸製鋼所の自己資本が460億円増加すると仮定すれば、自己資本比率は22.9%から25%に上昇することになり、時価総額約4600億円の大型株ですが財務体質の改善は好材料と受け取られ株価上昇の要因になっています。 2012年11月の株価は60円台でしたから、安倍晋三総理のアベノミクス(追加金融緩和、量的緩和)相場に同調して株価は上昇していますが、ガンホーオンラインエンターテイメントなどのソーシャルゲームやタカラバイオなどのバイオベンチャーなどの値動きと比較すると出遅れ感があり、時価総額が新興市場銘柄よりも大きいですから仕手筋や投機資金、短期資金の投資資金では動かせない銘柄ですが、過剰流動性相場で投資資金に余裕のある外国人投資家や海外のヘッジファンド、が新たな投資先として神戸製鋼所を手掛けてくればリーマン・ショック以前の株価水準にまで回復してくるのではないでしょうか。自社株買いや株式分割は投資家に対するアピールという意味が強く、ナブテスコ株を売却することも神戸製鋼所による投資家へのアピールとして考えられ、日経平均株価が15000円台を回復していますし、為替相場も円高から円安に推移している株式市場で出遅れ感があると経営陣は考えているのでしょうか。建機や自動車向けの鉄鋼需要の回復、為替差損の減少、2014年3月期の復配などを予想するのであれば、テクニカル的にも割高感はなく、利益確定の売りや空売りが少ない神戸製鋼所に注目したい。(2013/05) |
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