企業名 |
日本製鋼所 |
証券コード |
5631 |
本社住所 |
東京都品川区大崎1-11-1 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
1株 |
資本金 |
19,694(百万円) |
自己資本 |
131,177(百万円) |
総資産 |
305,526(百万円) |
有利子負債 |
50,458(百万円) |
利益剰余金 |
108,886(百万円) |
従業員数 |
2,099人 |
時価総額 |
2000億円 |
会社設立 |
1950年12月 |
株式上場(IPO) |
1951年6月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
機械 |
監査法人 |
新日本 |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
日本トラスティ信託口 日本マスター信託口 三井住友銀行 中央三井信託銀行 CBNYフォー・デポジタリー・シェア・ホールダーズ 三井住友海上火災 三井生命保険 ステート・ストリート・バンク&トラスト ジュニパー ノーザン・トラスト(AVFC)アメリカン |
連結子会社 |
日鋼商事 日鋼特機 日鋼テクノ 名機製作所 |
備考 |
- |
コメント |
トルコが2023年の稼働を予定している原子力発電所の建設計画について、日本が優先交渉権を獲得したことから、木村化工機や西華産業、三菱重工業などの原発関連株が買われていますが、出遅れ感のあった「日本製鋼所」にも短期資金を中心に投機資金も流入しています。原発関連株には仕手株が多く、般若の会の加藤ロ氏が手掛けていた木村化工機や西華産業はK氏銘柄としても有名で、今回のトルコ原発受注により急騰しています。日本製鋼所は原発関連株としては仕手性が低く、値動きの激しい木村化工機のように仕手株化することは少なく、個人投資家の認知度も低い銘柄ですが、大型鋳鍛鋼の製造で世界的なシェアを獲得しており、原子力発電所、電力施設向けに販売しています。原子力発電だけでなく、洋上風力発電向けの大型風車の製造、液晶・有機EL向けのエキシマレーザーアニール装置の製造も拡大しており、アジア新興国などで販売を伸ばしています。安倍晋三総理のアベノミクス(追加金融緩和・量的緩和)相場に出遅れていましたが、トルコ原発の受注により安倍首相の政策の恩恵を受けていますし、今回の原発受注の中心になっていた三菱重工業が日本製鋼所の大株主になっていることも同社が注目される要因になっています。時価総額は2000億円台に乗せて大型株ですが、浮動株は21.9%ありますから資金回転効率が良いタイプですし、空売りが急増しても信用規制が実施されにくい銘柄ですから、マネーゲームの主戦場になる可能性もあります。信用倍率は1.15倍と好倍率ですから、空売りの踏み上げを狙って買いが増加していましたが、今回の株価急騰により空売りの追証・強制決済が急増していますから、空売りの買戻しをエネルギーにして予想以上の上昇相場となる可能性があります。(2013/05) |
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