【ICDAホールディングスの企業情報】
企業名 |
ICDAホールディングス |
証券コード |
3184 |
本社住所 |
三重県鈴鹿市飯野寺家町234-1 |
郵便番号・電話番号 |
〒513-0802 TEL059-381-5540 |
上場市場 |
JASDAQ |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
-(百万円) |
自己資本 |
-(百万円) |
総資産 |
-(百万円) |
有利子負債 |
-(百万円) |
利益剰余金 |
-(百万円) |
従業員数 |
19人 |
時価総額 |
-億円 |
会社設立 |
2009年10月 |
株式上場(IPO) |
2013年6月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
小売業 |
監査法人 |
トーマツ |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
(株)エム・エフ 向井弘光 向井俊樹 社員持株会 向井なよ子 向井末安 向井崇 滝本理絵 森尾明 江藤隆仁 |
連結子会社 |
- |
平均給与・年収ランキング |
-万円 (有価証券報告書) |
備考 |
- |
コメント |
2013年6月27日にジャスダックに新規上場した「ICDAホールディングス」は公開価格1900円を57.9%上回る3000円の初値を付けました。野村證券が公募価格を割安に設定していましたし、テクニカル的にもソーシャルゲームやバイオベンチャーと比較すると相当割安ですから5000円以上の初値を予想する関係者もいたので、期待外れという声も聞かれました。上場来最高値となる3040円を付けてからは、既存株主からの売りや公募当選者の利益確定の売りに押され、市場吸収金額4757億円というサントリー食品インターナショナルのIPOの影響による換金売りが出たことも急落の要因になっていましたが、売りが一巡したことで買い戻しが入りやすくなっています。2014年3月期の業績予想から計算されるPERは10倍以下という割安状態、7月10日にフォトクリエイトと夢展望という小型IPOがありますが、その後は7月30日のネクステージまで間隔が開きますから、リバウンド狙いの短期資金も流入してこないか。(編集部)
2013年6月27日にジャスダックスタンダードにIPOする「ICDAホールディングス」、アベノミクス(追加金融緩和・量的緩和)政策・円安、アメリカやアジア新興国市場の自動車需要回復の恩恵を受けている企業で、ホンダ車や輸入車の流通事業を展開しています。大株主にベンチャーキャピタルがいませんし、未行使のストックオプションもないことから、借入金の返済を目的としている新規上場が出口戦略という企業ではありません。主幹事証券は野村證券ですから公募価格を割り込む可能性は低く、市場吸収金額は約7.4億円の小型IPOですし、2014年3月期の連結予想EPS261.51円で算出されるPERは約6.88倍(想定価格1,800円)ですから、割安感からも買いを集めそうです。公募株が売り出し株を大きく上回っていますし、ICDAホールディングスの大株主へのロックアップは90日間、公募価格の1.5倍で解除に設定されており、初値形成後の売り圧力は極めて弱いでしょう。個人投資家に人気の高いソーシャルゲームやバイオベンチャー株ではありませんが、新興市場に新規上場するベンチャー企業の見本のようなIPOで、IPOのサイズや売り出し株の少なさ、割安設定された公募価格からも期待度の高いIPOでしょう。前日に人気バイオ株のリプロセル、同日にジェイエスエスがIPOしますから投資資金が分散してしまいますが、野村證券が主幹事の小型IPOですから心配は必要ないかと考えています。 |
関連銘柄 |
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