【河合楽器製作所の企業情報】
企業名 |
河合楽器製作所 |
証券コード |
7952 |
本社住所 |
静岡県浜松市中区寺島町200 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
6,609(百万円) |
自己資本 |
14,901(百万円) |
総資産 |
35,829(百万円) |
有利子負債 |
3,540(百万円) |
利益剰余金 |
9,173(百万円) |
従業員数 |
2,827人 |
時価総額 |
150億円 |
会社設立 |
1951年5月 |
株式上場(IPO) |
1954年1月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
その他製品 |
監査法人 |
明治 |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
日本トラスティ信託口 (株)河合社団 東京海上日動火災 明治安田生命保険 自社従業員持株会 共栄火災海上保険 自社取引先持株会 静岡銀行 日本マスター信託口 日本生命保険 |
連結子会社 |
カワイ精密金属 カワイアメリカ カワイインドネシア |
備考 |
- |
平均給与・年収ランキング |
553万円 (平成23年 有価証券報告書) |
コメント |
短期的に特定資金の買いにより急騰していた「河合楽器製作所」に再び投機筋と思われる買いが入っています。売り込まれ安値放置されている仕手株に投資資金がシフトしており、140円台まで売り込まれていた河合楽器製作所は仕手筋が狙いやすい状態にありました。時価総額140億円以下の小型株ですから、仕手筋には手掛けやすいサイズですし、短期で株価急騰する値動きを繰り返していましたから、短期資金や提灯筋、個人投資家など誘い込みやすいでしょう。2014年3月期は業績が急回復すると予想されていますし、円安から円高基調になっていることで原料の調達コストが下がりますから、円高メリット株としてもマークされています。
150円台から300円以上に短期で急騰していた油研工業を利益確定した投資資金が「河合楽器製作所」に流入しているという観測があります。般若の会の加藤ロ氏などの仕手筋も介入していたと見られている河合楽器製作所は過去にも短期的に激しい値動きをしており、油研工業を利確した特定筋の介入によって期待が集まっています。自民党の安倍晋三総理の誕生前は150円台でしたが、アベノミクス効果により2013年1月22日に199円まで上昇、200円台の定着かと思われましたが、その後は利益確定の売りに押されていました。日経平均株価のリバウンドから見ても出遅れ感があります。2013年3月期の1株利益は11.7円、配当4円を予想していますから割安感があり、時価総額150億円以下の小型株で浮動株が33.1%ですから直近で仕手株化している銘柄とサイズが似ています。浮動株の多い小型株は仕手筋が最も仕掛けやすいことから、河合楽器製作所も空売りを踏み上げ、提灯筋を振るい落としながら利益を積み重ねて行くのでしょう。河合楽器製作所は世界第2位のピアノメーカー、景気回復と伴にグランドピアノやアップライト、電子ピアノ、オルガンの売上も増加すると予想されますし、高額なピアノは好景気時によく売れる商品です。国内だけでなく、インドネシアなどの東南アジアにも営業拠点を設立、急速な経済成長を遂げているアジアの富裕層を新たなターゲットにしています。業績予想は控えめな数字ですから、予想以上に上振れする可能性があり、低位の仕手株として常に注意が必要です。(2013/03) |
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