ショートストラングルとは
|
ショートストラングルは同一権利行使月のアットザマネーから4から7程度離れたコールオプションの売りとプットオプションの売りによって構成されているスプレッドになります。ショートストラドルと比較するとオプションのプレミアムが安いものでスプレッドを組むので個人投資家にも比較的少ない証拠金でのスプレッドポジションを組めます。また、日経225オプションでは非常に勝率が高く、ショートストラングルは人気の高いスプレッドです。
ショートストラングルは機関投資家、投資ファンド、ヘッジファンド、個人投資家のトレーダーなど幅広い投資家に使われているスプレッド戦略です。原資産の変動にもよりますが、相場が一定のレンジ相場であり動きがすくなければ相当な確立での利益が出せるスプレッドということになります。どの原資産でも8割近くが動きの少ない相場であることがほとんどであり、残りの2割程度が方向感のある動きが出る程度です。
ショートストラングル 【スプレッド戦略】 |
スプレッド戦略名称
|
ショートストラングル |
スプレッド構成 |
コールオプション買い プットオプション買い
|
購入するオプション価格
|
コール及びブットともアウトオブザマネー
|
購入するオプション限月
|
権利行使日が直前とされる限月
|
売買によるスプレッド最大利益
|
無限大
|
売買によるスプレッド最大損失
|
コール、プットのオプション購入プレミアムに限定
|
ショートストラングル戦略 1
|
原資産が急速に乱高下しそうな時に購入
|
ショートストラングル戦略 2
|
ボラティリティが異常に低く、動き出す前
|
ショートストラングル戦略 3
|
長期間で大勝負するという時に有効
|
ショートストラングル戦略ポイント
|
ロングストラングルはボラティリティが低く、ボラティリティブレイクアウトの前に仕込みたい。ボラティリティが高い時は、予想通りに原資産市場が動いても利益が少なく、オプションの購入価格が非常に高くなってしまいすま。 |
|
|
|