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【バリューHR 基本情報】
会社名 |
バリューHR |
コード |
6078 |
市場 |
JASDAQ |
業種 |
サービス業 |
売買単位 |
100 |
資本金 |
185,655,000円 |
上場承認日 |
2013年8月30日 |
上場日 |
2013年10月4日 |
仮条件公示 |
2013年9月13日 |
最小単位(100株)の購入金額 |
万円 |
公募価格 |
円 |
ブックビルディング |
2013年9月17日〜2013年9月24日 |
公開価格決定日 |
2013年9月25日 |
申込期間 |
2013年9月26日〜2013年10月1日 |
公開株数 |
360,000 |
公募株数 |
245,000 |
売出株数 |
115,000 |
オーバーアロットメント |
54,000 |
監査法人 |
明治 |
ロックアップ |
90日間及び公募価格の1.5倍 |
【バリューHRの業績】
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売上高 |
経常利益 |
当期利益 |
配当金 |
2010年12月期 |
1,407,083 |
170,436 |
26,177 |
20.00 |
2011年12月期 |
1,844,077 |
281,443 |
162,226 |
- |
2012年12月期 |
1,894,825 |
300,553 |
159,471 |
- |
【バリューHR 引受け証券会社】
主幹事証券 |
野村證券 |
引受証券 |
エイチ・エス証券
岡三証券
SBI証券
いちよし証券
マネックス証券 |
【バリューHR 大株主(目論見書)】
藤田美智雄 |
28.26% |
森嶋正 |
6.95% |
片切寛 |
5.19% |
(株)バリューHR |
4.25% |
(株)あまの創健 |
4.25% |
ニッセイ・キャピタル4号投資事業有限責任組合 |
3.94% |
安田企業投資4号投資事業有限責任組合 |
3.15% |
(株)法研 |
3.15% |
増山育男 |
2.52% |
従業員持株会 |
2.36% |
【バリューHR IPO分析】
主幹事証券 |
国内最大手の野村證券。好調なIPO市場ですが、慎重に公募価格を設定しています。 |
上場市場 |
新興市場のJASDAQ |
市場吸収金額 |
吸収金額は約7.45億円(想定価格ベースOA分含む)と小型IPO。個人投資家が中心のジャスダックスタンダード案件ですが、問題ないサイズでしょう。 |
調達資金使途 |
手取概算額394,720千円については、第三者割当増資の手取概算額上限89,424千円と合わせて、バリューカフェテリア事業におけるシステム及びソフトウェア等の設備資金に充当する予定。具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針。 |
時価総額 |
有価証券報告書の想定発行価格(1,800円)に基づく、時価総額は約22億円 |
割安or割高 |
2013年12月度の業績から計算される連結予想EPSは158.25円、想定価格の1,800円から算出されるPERは約11.4倍です。直近はPER10倍以下が続いていましたから割安というイメージはありませんが、割高でもないので警戒する必要はないでしょう。 |
ブックビルディング |
- |
ベンチャーキャピタル |
医療系らしくベンチャーキャピタルからの出資があり、ロックアップの対象外です。、保有比率から考えても株価を急落させる可能性に注意が必要です。ベンチャーキャピタルの推定保有株数は約19万株と多いですし、医療系のIPOは、上場直後からVCの売り抜けが始まることがよく見られます。 |
ロックアップ |
90日間及び公募価格の1.5倍 |
ストックオプション |
ストックオプションの未行使残高の状況は、2008年12月に74,400株、権利行使価格753円、行使期間2010年12月〜2018年12月。2009年6月に2,500株、権利行使価格753円、行使期間2011年6月〜2019年6月。2011年12月に145,200株、権利行使価格700円、行使期間2013年12月〜2018年12月になっており、いずれも上場後6ヶ月は権利行使不可になっています。ストックオプションの残高総数は222,100株ですが、IPO後の権利行使はありませんので問題はありません。 |
事業 |
健康保険組合の設立及び保険事業支援、健康管理サービスが中心。バリューカフェテリア事業、ヒューマンリソースマネジメント事業をグループ会社で展開しています。 |
同業種との比較(PER) |
ベネフィット・ワン(23倍) データホライゾン(54倍) リロ・ホールディング(14倍) |
会社の業績 |
過去5年間の業績を見ると、売上の伸びは大きくありませんが、経常利益は伸びていますし、利益率も向上しています。5年間で売上げが1.6倍、経常利益は7倍と急速に成長しています。 |
成長性 |
過去5年間は急成長していますから、IPOによる資金調達により更に成長が加速しそうです。研究費や技術開発などの必要性は少なく、資金力が企業の拡大に素直に反映されるでしょう。 |
環境 |
株式市場が停滞していますし、ヘッジファンドの決算期ということもあり、IPOに投資資金が集まりやすい。大型IPOがないので、短期の値幅取りの資金がIPO株に流れてくるでしょう。 |
知名度 |
一般的な知名度は高くありませんが、JASDAQの小型銘柄ですから知名度は問題ありません。 |
【みなさんの初値予想 (メルマガ読者の意見)】
くむか |
6000円 |
株数が少ないので値が飛びやすい。枚数が少ない銘柄が予想以上の高値を付けているので、公募価格の3倍以上も十分あるでしょう。吸収金額も7億円程度なら心配はいらない。ベンチャーキャピタルの売りも吸収できるレベル。小型IPOなので、マネーゲームになるでしょう。 |
かな |
4000円 |
小型で枚数が少ないので、プラチナチケット化すると思いますが、事業内容に急激な成長性はないタイプでしょう。バイオベンチャーなら赤字でも仕手戦のような値動きになると思いますが、あまりセカンダリーの期待はしていません。10月8日にエリナスのIPOを控えているので、投資家の利確のスピードは相当速いと思います。高値掴みさせようと急騰する場面では冷静に対応しなければなりません。 |
I.N |
5000円 |
長期で買う気はないが、IPOなら小型で枚数が少ないので魅力的。初値形成後に適正株価や割高、割安なんて関係なし。値動きが軽くて、デイトレしやすい銘柄なら素人投資家が大量に参戦してくるでしょう。5000円ぐらいは付けちゃうのでは? |
ゆうき |
8000円 |
個人投資家が中心のマネーゲームになるのは分かり切っているので、既存の株主や公募当選組は簡単には売ってこないでしょう。枚数が少ないので、売りが出なければ買い気配で値付かずの状態が長く続きそうです。8000円を付けるようであれば、年末に向けてIPOが更に燃えあがるでしょう。 |
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