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【メディアドゥ 基本情報】
会社名 |
メディアドゥ |
コード |
3678 |
市場 |
東証マザーズ |
業種 |
情報・通信業 |
売買単位 |
100 |
資本金 |
366,563,000円 |
上場承認日 |
2013年10月17日 |
上場日 |
2013年11月20日 |
仮条件公示 |
2013年10月30日 |
最小単位(100株)の購入金額 |
万円 |
公募価格 |
円 |
ブックビルディング |
2013年11月01日〜2013年11月8日 |
公開価格決定日 |
2013年11月11日 |
申込期間 |
2013年11月12日〜2013年11月15日 |
公開株数 |
340,000 |
公募株数 |
270,000 |
売出株数 |
70,000 |
オーバーアロットメント |
51,000 |
監査法人 |
あずさ |
ロックアップ |
- |
【メディアドゥの業績】
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売上高 |
経常利益 |
当期利益 |
配当金 |
2011年2月期 |
3,000,584 |
65,563 |
110,351 |
- |
2012年2月期 |
3,602,637 |
59,303 |
16,008 |
- |
2013年2月期 |
4,086,007 |
31,571 |
4,488 |
- |
【メディアドゥ 引受け証券会社】
主幹事証券 |
いちよし証券 |
引受証券 |
大和証券
マネックス証券
岩井コスモ証券
野村證券
SBI証券
SMBC日興証券
極東証券
みずほ証券 |
【メディアドゥ 大株主(目論見書)】
藤田恭嗣 |
43.91% |
(株)DGインキュベーション |
14.69% |
大和田和惠 |
7.88% |
森秀樹 |
5.27% |
寺山驤 |
2.62% |
溝口敦 |
2.46% |
(株)小学館 |
2.41% |
(株)講談社 |
2.19% |
従業員持株会 |
1.64% |
鈴木克征 |
1.38% |
【メディアドゥ IPO分析】
主幹事証券 |
いちよし証券が主幹事証券です。2007年のジェーソン以来の主幹事案件、この時は公募価格360円、初値が370円と期待外れでしたから、今回は大幅に上昇させて欲しいものです。 |
上場市場 |
東証マザーズ |
市場吸収金額 |
想定価格は3000円(1枚=30万円)で計算すると吸収金額は約11.7億円。M&Aキャピタルが同日にIPOしますし、その後も東証マザーズへのIPOが続くことへの不安もありますが、2013年の好調ぶりから考えれば問題ないでしょう。年末のマザーズはIPOラッシュなので、予想以上に買いを集める可能性もあるでしょう。 |
調達資金使途 |
電子書籍事業におけるファイル制作費用、サーバー等の設備資金等、新規顧客獲得のための広告宣伝費用等の運転資金に充当 |
時価総額 |
有価証券報告書の想定発行価格で計算される時価総額は約67億円 |
割安or割高 |
2014年2月期の単独予想EPSは86.26円、想定価格3,000円から計算されるPERは約34.8倍になります。2013年は割安設定が続いていましたから、いちよし証券の強気に驚きますが、今の勢いなら公募割れは無いと考えているでしょう。仮条件を引上げていることからも人気が高いことは分かりますが、割安感は感じられません。 |
ブックビルディング |
- |
ベンチャーキャピタル |
デジタルガレージの林郁氏が代表を務めるDGインキュベーションが14.69%を保有しています。ロックアップの対象になっており、168,000株がロックアップの対象になっています。 |
ロックアップ |
藤田恭嗣、大和田和惠、森秀樹、寺山驤黶A株式会社DGインキュベーション、溝口敦、鈴木克征、藤田和美、藤田示子、山本治、森一紘、木村尊史、平尾周三、堀泰人は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の平成26年2月17日までロックアップ期間です。ロックアップ90日間と1.5倍で解除されます。 |
ストックオプション |
未行使のストックオプションは32.6万株と大量にあります。このうち2012年2月以降に発行されたストックオプションには、上場後6ヵ月間の行使制限が付されています。約15万株はIPO後から6ヵ月間は行使できませんが、残り17万株は行使可能ですから、売り圧力になる可能性があります。行使価格は750円〜1000円です。ロックアップ条件が緩いことや、ストックオプションが大量にあるので、セカンダリーには注意が必要でしょう。 |
事業 |
電子書籍を中心としたデジタルコンテンツのモバイル端末向け配信、販売システムの提供、並びに販売サイトの運営が中心事業です。デジタルコンテンツ流通・配信、
システム開発・提供、インターネット広告取り扱い、メディアコンサルティング。 |
同業種との比較(PER) |
イーブックイニシア(44) パピレス(16) ネオス(45) |
会社の業績・成長性 |
売上は毎年のように伸びていますが、反対に利益は減少しています。セグメント別では電子書籍やソーシャルゲーム事業は成長していますが、スマートフォン向けの音楽配信事業は縮小しています。2014年2月期は売上が54億円、営業利益2億5000万円、経常利益が2億1500万円と大幅に上振れるようです。先行投資の時期ですから配当を行う予定はありません。 |
環境 |
前日はANAP、同日にM&AキャピタルパートナーズがIPOしますから資金が分散してしまいますが、IPO銘柄が激しい値動きになりますから投機資金や短期資金が大量に流入してきそうです |
知名度 |
電子書籍の関係者には知られた企業と思いますが、一般的な知名度は高くありません |
【みなさんの初値予想 (メルマガ読者の意見)】
かんたCEO |
4000円 |
公募割れは無いが、仮条件を見るとかなり強気な価格設定が気になります。同日にM&Aキャピタルが上場することがラッキーかも。単独上場なら厳しく評価される可能性があります。 |
まこと |
3500円 |
業績を見ると今期は上振れるようですが、過去3期の業績は上場させることをためらう証券会社が多いのではないでしょうか。野村證券や大和証券など大手証券が続いていましたが、いちよし証券という弱小証券ですから、2013年初の公募割れとなる可能性にも注意が必要です。2013年だから強引にIPOさせたような案件ですが、2009年ならIPOできなかった企業だと思います。 |
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