企業名 |
大同工業 |
証券コード |
6373 |
本社住所 |
石川県加賀市熊坂町イ197 |
上場市場 |
東証1部 |
売買単位 |
100株 |
資本金 |
2,726(百万円) |
自己資本 |
14,105(百万円) |
総資産 |
47,202(百万円) |
有利子負債 |
18,194(百万円) |
利益剰余金 |
6,513(百万円) |
従業員数 |
2,446人 |
時価総額 |
100億円 |
会社設立 |
1933年5月 |
株式上場(IPO) |
1961年10月 |
決算期 |
3月 |
業種セクター |
機械 |
監査法人 |
あずさ |
配当(配当利回り) |
- |
株主優待 |
- |
大株主(筆頭株主) |
北國銀行 日本マスター信託口 (株)飯田 日本トラスティ信託口 日本生命保険 加賀商工 大同生命保険 みずほ銀行 三菱東京UFJ銀行 新家萬里子 |
連結子会社 |
大同ゼネラルサービス D.I.D |
備考 |
- |
コメント |
特定資金が介入したと騒がれています。株価材料も特になく、前日の出来高は前日比の25倍。5月14日も通常日の100倍の出来高を伴い株価急騰。(2013/06)
安倍晋三総理のアベノミクス(追加金融緩和・量的緩和)相場に出遅れていた「大同工業」ですが、2014年3月期の営業利益予想を前期の2.69倍という証券アナリストの予想を大きく上回る数字を発表したことから短期資金や仕手筋系の投資資金が流入しています。2013年3月期決算は、売上高が378億5100万円(前期比1.4%減)、営業利益が7億400万円(同22.7%減)でしたが、2014年3月期業績は、売上高415億円(前期比9.6%増)、営業利益19億円(同2.69倍)と3期ぶりに増益転換、この業績予想も想定為替レートを1ドル=90円、1ユーロ=120円として計算された数字ですから上振れる可能性が十分にあります。バイク用チェーンの製造で世界シェアの大同工業、インドの2輪用チェーンの新工場が本格的に稼働開始、タイやベトナム、インド、インドネシア、中国などでアジア新興国で人気の高い日本製のオートバイですから、経済成長と高速道路や一般道路などの交通インフラが整備されれば更にチェーンの需要が増加していくるでしょう。原油価格の高騰や交通渋滞が問題になっているアジア新興国ではバイクの需要が拡大していくと予想され、大同工業は成長性のある企業ですし、配当利回りも高めの企業ですから時価総額が約110億円程度ならば積極的に買っていきたい銘柄です。時価総額100億円台の小型株ですが、浮動株は28.9%ありますから資金回転は悪くなく、2012年に仕手株化していた仕手株のサイズと同じですし、利益確定を続ける投機筋は手持ち資金が豊富ですから、予想以上に激しい相場展開になる可能性もあります。信用倍率は26.64倍と買い長ですが、出来高が少なく放置されていた銘柄ですから、売買が活発化してくれば空売りも増えてくるので信用倍率も改善してくるでしょう。2012年11月の株価は120円台、2013年4月に入っても140円台で推移していただけに割安感もあり買いが殺到している状況、空売りも少なく売りが枯れていますから、2008年のリーマンショック時の260円台の節目を超えてくれば上値は更に軽くなるでしょう。(2013/05) |
|
|
|