大崎エンジニアリングが短期急騰!出遅れ放置の優良株、評価が低過ぎるので改善されて行く流れ!仕込み玉は豊富と思われます!
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ある株式投資の雑誌で某証券アナリストが強く推奨していた銘柄が「大崎エンジニアリング」でした。当時は、あまり注目していなかったのですが、当り屋筋とも噂される証券アナリスと推奨から大崎エンジニアリングを気にするようになっています。JASDAQとヘラクレスの統合によって、信用取引の売りができる賃借銘柄に採用されると思っていたのですが採用されなかったので、大崎エンジニアリングが放置されていたのは当然と思っています。日経平均株価がレンジ内で小幅な値動きとなっていることから、新興市場の中小株へ投資資金がシフトしていることも同社の買い材料となっています。
大崎エンジニアリングの大株主は、大崎電気工業になっており、JASDAQらしい銘柄と考える投資家が多いのではないでしょうか。新興市場に上場していますが東証1部銘柄のような安定感を感じさせます。薄型パネル製造装置メーカーとして、液晶や半導体向けの製品需要が拡大して行くことから大崎エンジニアリングの成長性は証券関係者からも評価が高く、外国人投資家の保有比率もJASDAQ市場に上場している企業としては多いと思います。東証1部銘柄のような大崎エンジニアリングの安定感から、個人投資家やデイトレーダーという短期の値幅取りを得意とする投資家よりは、機関投資家や投資ファンド、投資顧問系のファンドに好かれるようなタイプの企業です。2012年3月期の業績予測は黒字幅が拡大、売上、営業利益、経常利益などが前年同期を大きく上回る好決算が予想されています。
【大崎エンジニアリングの営業利益の推移】
※単位は百万円
2009年3月期 |
2008 |
2010年3月期 |
-518 |
2011年3月期 |
40 |
2012年3月期 |
500 |
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大崎エンジニアリング(6259)は東証1部銘柄の風格!時価総額は小さ過ぎか?
2010年に短期的に仕手株化している大崎エンジニアリング、その後は欧州の信用不安によって、他の新興市場銘柄と同じく安値での放置状態が続いていました。東証マザーズやヘラクレス、JASDAQでも個人投資家の人気があめ銘柄は物色の対象となり、積極的に売買されていましたが、2010年は個人投資家の売買が減少した年であり、証券会社も売買手数料が大幅に低下した年でした。大崎エンジニアリングも成長性が評価されていませんでしたが、あの円高で海外の機関投資家やヘッジファンドからの売り込みの相場環境で、買い進めた短期資金や仕手筋系の投資資金は大正解と言えます。これから、JASDAQでも安値で放置されていた割安株に循環物色の買いが継続して入って行くでしょう。
FPD・半導体関連装置は世界的な需要回復が期待され、大崎エンジニアリングの業績予測も大幅に回復が見込まれることから、この短期での株価急騰は一時的な相場とは考えにくく、2012年3月期の業績予測から妥当と考えられるPERから考えられる時価総額などから考えれば、現在の株価は割安と言えるでしょう。2010年末から割安で放置されていた出遅れ銘柄が次々と仕手株化しており、大崎エンジニアリングの安定感が投資家に評価されれば、青天井の相場展開も期待したいですね。アジア最大の新興市場として、欧米・欧州の機関投資家からも注目されているJASDAQ(ジャスダック)、新生JASDAQの好業績・成長性が期待できる企業への買いが本格的に始まるのではないかと、大崎エンジニアリングなど優良企業を監視して行きたい。
◎2012年3月期の業績予測は大幅な黒字回復
◎JASDAQ市場の企業としては、外国人投資家の保有比率が高い
◎業績予測から想定される時価総額は100億円以上が妥当ライン
◎浮動株があまり無く、特定株主の比率が高い
◎中国やインド、ベトナム、タイなどのアジア新興国へ拡大期待
◎世界的な半導体需要の回復が見込まれる
◎JASDAQの指数関連の投資信託への組み入れ期待
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