パイプドビッツに短期資金流入か?2010年も短期間で急騰しているだけに、今後の展開から目が離せません!
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2010年もギリシャ危機の前に株価が急騰したパイプドビッツ、東証マザーズの仕手株として投資家の注目を集めました。パイプドビッツの株価は短期で2倍!クリスマスから株価が上昇していた企業が多かったことから、パイプドビッツは出遅れていた部類に入りますが、安値で買い集めていた短期資金には一瞬で膨大な利益を得ることが出来ています。その後は、欧州信用不安による日本市場の売り込みにより売られましたが、2011年にパイプドビッツが上値抵抗線を突き抜けて、上値追いを演じる時が来ていると思われます。
アメリカの金融緩和による過剰流動性相場の波には反応していませんが、昨年も同様に他のネット関連銘柄が動いてから、パイプドビッツは動いています。出遅れるタイプですし、東証マザーズ・JASDAQの新興市場も出遅れ・割安銘柄を見直す流れになっています。数日前のパイプドビッツの時価総額は10億円以下、時価総額の小さな企業への買いがパイプドビッツにも循環物色の対象として入っています。個人の値幅取りのリスクマネーも仕手系の投資資金に乗っています。パイプドビッツはネットを活用したデータ管理とマーケティング代行事業が中心、自治体や独立行政法人への事業契約先の開拓を進めています。
【パイプドビッツの営業利益の推移】
※単位は百万円
2009年2月期 |
251 |
2010年2月期 |
246 |
2011年2月期 |
245 |
2012年2月期 |
300 |
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パイプドビッツのストップ高の激しい値動きに嵌め込みの危険性あり!
2010年のパイプドビッツ株価の仕手株化からの急騰はギリシャ危機からの欧州信用不安と円高による外国人の中国株買い・日本株売りのポジションに押されたことが下落の要因と考えられます。世界的な景気回復期待が高まっている状況と東証マザーズの平均的なPERから考えても、パイプドビッツの時価総額が40億円程度でも違和感はありません。2012年2月期の業績予測をベースと考えれば、50億・60億円以上でもありでしょうか。新興市場の株価水準では割安感ありと思えるパイプドビッツ、週間のマザーズでの上昇率は30%以上になっています。短期的に株価が倍近く急騰していることから警戒は必要でしょう。
仕手筋の本尊が介入しているのなら、少し株価調整の意味で売り込んでくることも注意しなければなりません。テクニカル的には過熱感が高くなっていますし、底値で仕込んだ資金は十分利益が出ています。急騰相場での振るい落とし(ハメコミ)には注意ですが、中長期的なパイプドビッツの成長性は評価できますし、クラウド化の動きが加速しているネット界ではパイプドビッツのビジネスモデルは評価されることになるでしょう。株価は30万円以上の値を付けていても「おかしくない」というデイトレーダー・相場師の意見も聞かれ、長期的には強気で攻めて行きたい銘柄とパイプドビッツを考えています。
◎東証マザーズのPERとしては割安
◎クラウドコンピューティング関連銘柄?
◎営業利益が安定している
◎まだ、時価総額は大きくない
◎企業の規模が小さく、株式分割が期待できる
◎株主持分比率が高く、有利子負債はありません
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