デジタルガレージはインターネットイニシアティブとクラウドコンピューティング事業について事業提携を株価材料にストップ高
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デジタルガレージのイメージとしては、価格cm(カカクコム)の筆頭株主というインパクトが強い企業でしたが、Twitter(ツイッター)が日本でも急速に利用者が増加したことによって、カカクコムの非連結化から完全にTwitter(ツイッター)銘柄とヘッジファンドのディーラーや個人投資家に認知されています。スマートフォンが世界的に急速に普及していることから、SNSの大本命はグリー(GREE)やミクシィ(mixi)、アメブロなどではなく、Twitter(ツイッター)と考えるのは当然だと思われます。
デジタルガレージはTwitter(ツイッター)の利用者拡大によって、広告収入が増加しています。ネット広告はグーグルのキーワード広告のようなテキストマッチした広告配信が主流になっていますが、スマートフォンなどの高機能携帯端末でもTwitter(ツイッター)のつぶやきを即時に解析、最適の広告が配信されるシステムが利用されることになれば、デジタルガレージの業績に対して大きなインパクトになります。
デジタルガレージの時価総額はカカクコムよりも小さく、約350億円です。他のSNSサイトを運営しているディー・エヌ・エーやグリー(GREE)やミクシィ(mixi)、サイバーエージェント、ヤフーよりも時価総額から将来の成長が株価に織り込まれていません。株価はPERやPBRなどを考慮しなくてはなりませんが、デジタルガレージは安値で放置されているSNS関連銘柄でしょう。前期までは配当があったけど、現在は無配ですが、2012年は復配の予想です。
業績予想は控えめ?上方修正・復配の可能性は
デジタルガレージはJASDAQ―TOP20に組み入れられている優良銘柄です。機関投資家・投資ファンドの需要買いの特需が発生している企業です。デジタルガレージの来期以降の業績予測は売上、営業利益、経常利益ともに控えめな数字と思われ、業績の上方修正は期待できるのではないか、下方修正は考えたくは無い。
デジタルガレージはインターネットイニシアティブとクラウドコンピューティング事業について事業提携を株価材料にストップ高しましたが、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と
クラウドコンピューティングという相場のテーマが投資家の人気株となりそうです。仕手株化する可能性は十分にあります。値がさ株ですが、短期資金が介入あれば短期で急騰する可能性があります。
デジタルガレージの成長性から割安感ありと投資判断したヘッジファンドやベンチャーキャピタル、仕手筋の動きは将来的に可能性が高いと思われ、スマートフォンの本格的な普及、広告配信システム、ソフトやアプリケーション開発などによって、デジタルガレージの収益性が改善されるのは難しくない。個人的な見解としては、デジタルガレージがTwitter(ツイッター)を運営している企業ということが投資家への認知度が低いのかもしれない。Twitter(ツイッター)はつぶやきツールから大きなビジネスツールとして成長することに期待、仕手株化することも期待したい銘柄です。
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