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【サンワカンパニー 基本情報】
会社名 |
サンワカンパニー |
コード |
3187 |
市場 |
東証マザーズ |
業種 |
小売業 |
売買単位 |
100 |
資本金 |
150,000,000円 |
上場承認日 |
2013年8月8日 |
上場日 |
2013年9月13日 |
仮条件公示 |
2013年8月27日 |
最小単位(100株)の購入金額 |
万円 |
公募価格 |
円 |
ブックビルディング |
2013年8月28日〜2013年9月3日 |
公開価格決定日 |
2013年9月4日 |
申込期間 |
2013年9月5日〜2013年9月10日 |
公開株数 |
380,000 |
公募株数 |
380,000 |
売出株数 |
0 |
オーバーアロットメント |
57,000 |
監査法人 |
新日本 |
ロックアップ |
90日間及び公募価格の1.5倍 |
【サンワカンパニーの業績】
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売上高 |
経常利益 |
当期利益 |
配当金 |
2010年9月期 |
2,551,538 |
100,539 |
29,589 |
- |
2011年9月期 |
3,493,151 |
256,657 |
124,100 |
200.00 |
2012年9月期 |
4,635,256 |
430,256 |
220,377 |
200.00 |
【サンワカンパニー 引受け証券会社】
主幹事証券 |
野村證券 |
引受証券 |
東洋証券
東海東京証券
丸三証券
エイチ・エス証券
SMBC日興証券
SBI証券
マネックス証券 |
【サンワカンパニー 大株主(目論見書)】
ドリームインキュベータ |
22.63% |
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山根太郎 |
13.32% |
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山根良太 |
13.32% |
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谷口亙 |
12.29% |
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山根知子 |
11.51% |
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荒砂康行 |
9.25% |
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原野繁之 |
3.88% |
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野村證券 |
3.23% |
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山根アセット |
3.23% |
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平井靖人 |
2.13% |
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【サンワカンパニー IPO分析】
主幹事証券 |
主幹事は信頼感の高い野村證券、公募割れの可能性は少ないでしょうし、公募価格の設定も慎重でしょう。 |
上場市場 |
IPO人気の高い東証マザーズ、2013年にマザーズにIPOした企業の初値暴騰が目立っています。 |
市場吸収金額 |
市場吸収金額は約3.6億円(想定価格ベースOA分含む)、東証マザーズの超小型I案件ですから売出は簡単に吸収するでしょう。 |
調達資金使途 |
- |
時価総額 |
時価総額は23億円 |
割安or割高 |
- |
ブックビルディング |
- |
ベンチャーキャピタル |
東証1部のドリームインキュベータが筆頭株主ですが、それ以外の大株主はサンワカンパニーの関係者です。バイオ株のようにベンチャーキャピタルの名前が並んでいるわけではないですし、ドリームインキュベータも高値売り抜けを狙っていますから、VCの売りに押されることは少ないでしょう。 |
ロックアップ |
90日間及び公募価格の1.5倍でロックアップ解除 |
ストックオプション |
未行使のストックオプションは693200株と大量にありますが、2006年と2007年に発行されたストックオプションの行使期限が2016年12月に設定されているので、IPO後に大量の権利行使があるとは思えません。2013年4月に323100株、行使価格365円、行使期間2015年5月〜2022年4月に設定されているストックオプションが発行されていることからも、ストックオプションの残数はそれほど警戒する必要はなさそう。2006年8月に発行されたストックオプションは169700株、行使価格25円、行使期間2008年1月〜2016年12月。2007年12月に発行されたストックオプションは148400株、行使価格500円、行使期間2010年1月〜2016年12月になっています。 |
事業 |
インターネット通信販売を中心に建設計事務所や工務店等に建築資材を販売している企業です。国内外のメーカーや商社から仕入れた商品をウエブサイト及びカタログに販売価格を明示して掲載し、購入者に同一価格で販売しています。インターネット通信販売だけでなく、東京、大阪、名古屋、シンガポールにショールームを開設し、顧客の要望に応じてインテリア・コーディネーターが内装提案を行っています。 |
同業種との比較 |
ビューティガレージ(19倍) アスクル(33倍) MonotaRO(60倍) アドヴァン(13倍) ラクーン(16倍) |
会社の業績 |
2013年9月期は売上は伸びていますが、営業利益は-13.7%の減益予想です。最終損益は2012年9月期を16%上回る増益予想になっています。急成長している企業ではありませんが、サイト利用者が着実に増えており、安定した成長が見込まれる企業です。 |
成長性 |
ソーシャルゲームやバイオベンチャーのような成長は期待できませんが、着実に事業を拡大させていくタイプでしょう。建設業や工務店の分野に特化したインターネット通販ですから売上・利益が数倍になることはありませんが、新規上場により得た資金によって事業をどれだけ拡大させるか期待されます。 |
環境 |
8月29日に東証マザーズへIPOするN・フィールドから約2週間に新規上場するので、サンワカンパニーに投資資金が集まりやすい状況にあります。また、東証1部の主要銘柄に決算期が近いヘッジファンドの売りが出やすい時期ということも、東証マザーズのIPO銘柄が急騰する要因になりやすい。 |
知名度 |
建設、建築関係者や工務店で働く人には知名度の高い企業でしょうが、テレビCMやスポンサー活動を積極的に行ている企業ではないので、投資家の知名度は高くありません。 |
【みなさんの初値予想 (メルマガ読者の意見)】
しおん |
2000円 |
2013年のIPOは無配記録を更新しています。主幹事は野村證券なので無理な価格設定はありませんから、割安の小型株ということで予想以上の初値を付ける可能性があると思います。吸収金額が3.6億円ですから、個人投資家だけでも数倍に持ってけるサイズです。2000円ぐらいはIPO相場の強さからもあるのではないか。 |
田中M |
1500円 |
連勝続きのIPOの記録が途絶える可能性があったアメイズですら公募価格を上回っているので、割安の小型株が初値を割り込むことは考えづらい。特に、数多くのベンチャー企業にIPOのコンサルティングを行っている野村證券の案件で公募割れとなれば問題になりそうです。 |
I・P |
1700円 |
2013年のIPOは無敗と思うので、小型で枚数が3800枚しかない企業が公募割れはないでしょう。大型IPOとぶつかることもなく、同日のIPOもありません。初値を付けたあともプラチナチケットを巡る争奪戦が展開しそうです。 |
デカル |
3000円 |
ネット通販の楽天やカカクコムの評価の高さから、国内外の機関投資家が買ってきそうなタイプではないでしょうか。ネット通販企業は割高企業が多く、2500円〜3000円になる可能性があると見ています。大株主のドリームインキュベータが初値形成後に売ってくる可能性は低いでしょうし、未行使のストックオプションも気にする必要なし。大株主は創業者や家族、取締役などの身内で固められていますし、株を売るなら東証1部に指定変更されてからじゃないと儲からないでしょう。 |
くま |
2200円 |
警戒するのは筆頭株主のドリームインキュベータだけ。同社も株価が数倍になってから売り抜けたいので、売り要因の少なさかに2200円を予想します。未行使のストックオプションが大量にありますが、約半数の権利行使期間は2015年からなので問題なしです。 |
宮城 K様 |
2500円 |
市場吸収金額が3.45億円のウォーターダイレクトが200%の上昇でした。ウォーターダイレクトもIPO前は不評でしたが、マザーズの小型株だけに人気化していたので、ネット通販のサンワカンパニーなら2500円以上は期待できるのではないでしょうか。 |
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