| 分析銘柄 |
コード |
Ｋ氏の考え 兜町の相場師 Ｋ氏の「仕手株・勝負銘柄」 |
| 応用地質 |
9755 |
野田内閣の本格始動から東北復興関連株である応用地質が再度買われています。震災から半年が経つことから、信用の返済は期限を迎えます。信用買いは返済が進んでいることから、東日本大震災から６ヵ月経過するタイミングから日本市場の流れも変化することが予想されます。応用地質も売りが枯れていることから、上値は軽く株価上昇のタイミングが来ているのではないでしょうか。液状化現象により不動産デベロッパーは地質調査を強化していますし、震災後からの地質調査の依頼が増加しています。中間決算から業績の上方修正の期待もあります。 |
| 大東銀行 |
8563 |
東日本大震災の影響が心配される福島県ですが、復興に向けて動き出しています。政府による本格的な復興事業もスタートすることから、東北経済に投資家が注目するのも当然です。大東銀行は福島県を拠点に東北地方で事業を行っている地方銀行です。震災の影響もあり買いを入れづらい銘柄ですが、特定資金と思われる買いが入っています。現物の売りは枯れている状況、信用の新規売りは危険過ぎますから、信用買いが積み上がっています。浮動株比率は高いのですが、節目である100円までなら簡単には売ってこないと考えます。 |
| 明和産業 |
8103 |
後場から株価材料のリリースなどもありませんでしたが、明和産業の株価急騰していました。金曜日の後場などので、利益確定の売りやリスクヘッジの売りが出るタイミングなのですが、相場の膠着状態を突いて仕掛けの買いが入ったのでしょうか。筆頭株主は三菱商事、浮動株も少ない銘柄ですから、売りが枯れているのなら短期で仕掛けやすいタイプと言えます。世界１位の自動車保有国となった中国でのリチウムイオン電池事業は、中国の電気自動車の普及拡大から予想すれば成長性は高評価されるべきでしょう。ウォーレン・バフェットが中国のリチウムバッテリーの生産メーカーである比亜迪(BYD)に投資しています。上海に現地法人を設立、中国展開は評価されています。 |
| ネットプライスドットコム |
3328 |
サイバエージェントと筆頭株主になっているので、サイバエージェントからの循環物色という流れでしょうか。後場から特定資金による買いにより株価が上昇していました。サイバエージェントが大株主ですし、浮動株も少なく、時価総額も小さいので、少ない資金でも急騰させられることから、狙っている短期資金も当然あるでしょう。2012年9月期は業績が回復してくると予想されていることから、仕込みのタイミングと考えられますね。 |
| インタースペース |
2122 |
何か思惑がありそうな値動きですが・・・。一部の投資情報誌がインタースペースをフォーカスしたということが買い要因となっているようですが、シナリオ通りの株価の動きになっているのではという気もしてしまいます。時価総額は30億円程度ですから、底値で玉集めしていたのなら売り抜けのタイミングを待っているでしょう。下衆の勘ぐりではありませんが、東証マザーズの急騰パターンは単純なので、ポートフォリオに入れて監視しています。 |
| 兼松日産農林 |
7961 |
往年の仕手株が短期資金によって物色される展開が続いていますが、ファンドのディーラーが「お盆休み」に入っている期間に仕手株化していた「兼松日産農林」に再度の短期資金が流入しています。東日本大震災の復興に向けた補正予算の成立に証券アナリストは注目しており、地盤改良事業を行っている兼松日産農林は震災復興の本命的な存在とも言えます。株価急騰に備えて信用売残は減少、信用買い方にはチャンスとなっています。 |
| 旭テック |
5606 |
2012年3月期単体決算予想に関しては、当期利益は2億円、黒字に上方修正されました。好材料なのですが、アメリカでの訴訟に関連して弁護士費用などが一部の投資家には懸念材料になっている様子。外国人投資家の保有比率が高く、浮動株は株数は多いのですが決して多くはありません。株価は20円台と低位のボロ株です。悪材料も多いのですが、旭テックに勝負をかけている投資家には絶好の仕込みのタイミングとも言えます。 |
| 不動テトラ |
1813 |
増税派で投資家からは強い警戒感を持たれている野田佳彦総理、３次補正予算成立の動向が東日本大震災の復興関連株にとっては重要であり、値動きの良い「低位建設株」には野田総理ならば予想よりも多い復興予算成立も考えられると、個人の短期の値幅取りの投資資金による買いが入っています。不動テトラは低位の仕手株として、過去に何度も爆騰の実績がありますので、デイトレーダーやスイングトレーダーの参戦が期待できます。 |
| 太平洋セメント |
5233 |
公募増資を発表したことによって、投資家はパニック状態のなげ売り！手取概算額上限は約375億円、87億円を大船渡工場の設備投資資金、32億円を上磯工場の設備投資資金、133億円をその他工場等の設備投資資金、100億円を子会社への投融資資金、残りは借入金の返済に充てます。中長期的には好材料視する証券アナリストも多く、リバウンドのタイミングは狙ってみたい。東日本大震災のセメント需要の特需が発生する復興関連株です。 |
| コネクトホールディングス |
3647 |
民主党の新総裁の決定を見極めたいのか株式相場は動きが出ない状況で、東証マザーズやJASDAQの新興市場銘柄が物色されていますが、物色の対象は低位の仕手株が中心になっています。値上り率ランキングでは、ボロ株が上位にランキングされ、個人のデイトレーダーが資金を回転させています。日経平均株価も底打ちという感じもあり、新総理誕生から機関投資家も新規の買いを入れやすいタイミングですから、低位の仕手株・ボロ株の循環物色の流れも継続されそうです。 |
| ジーエヌアイグループ |
2160 |
機関投資家が夏休みに入っていた頃から、株価急騰劇を狙っていたのでしょうか？大物仕手筋のＫ氏の復活(般若の会)、アメリカのヘッジファンドの「ルネッサンス・テクノロジーズ・エルエルシー」などが低位の仕手株を手掛けているという噂もあり、円高や新総理の誕生、アメリカの金融緩和政策待ちの状態であったりすることから、大口投資家が動けないことから、個人投資家のリスクマネー中心の相場展開。ジーエヌアイグループの仕手相場も出来高から売り抜けが警戒されていますから、注意してください。 |