吉野家ホールディングス |
信用倍率0.49倍の売り長、信用買残1308株に対して信用売残は2665株、空売りは923株も増加しています。空売りが50%以上も増加したことで逆日歩が発生、テクニカル的には割高ですから売り方は売り崩しを狙っていますが、空売りの踏み上げを狙って短期資金が流入しています |
加藤製作所 |
8月20日の出来高が25万株、21日が80万株、22日が520万株と出来高を伴って株価は上昇しており、海外ヘッジファンドなど大口投資家の買いが入っているとの観測があります。2014年3月期の1株利益は40.9円、配当も増配が予想されています。時価総額は約310億円ですが、総資産853億円、自己資本353億円(自己資本比率41.5%)、利益剰余金239億円の割安企業です。空売りの踏み上げにより信用売残は30%以上も減少しており、踏み上げ相場で空売りが苦しくなっています。 |
ミクシィ |
年初来安値1189円を付けましたが、テレビでアプリが紹介され利用者が急増したとの報道で8月2日に1998円の高値を付け、出来高も279万株の大商いでした。しかし、翌営業日から株価は急落、その後は売りの連鎖によって売りが売りを呼ぶ展開でした。空売りのできない信用銘柄で売りが枯れており、投機筋が仕掛けてくれば急騰しやすい状態です。 |
タツタ電線 |
22日の出来高は1955100株、前日は312400株ですから6倍以上も出来高が増加しています。時価総額は566億円、浮動株は9.6%、浮動株の時価総額は54億円ですから値動きも軽く、資金回転効率も良いタイプです。株価下落時に空売りの返済も進み、20万株以上の空売りが返済されているので、上値が軽くなっています。 |
ネクステージ |
7月30日にIPOしたばかりですが、株価は公募価格の1700円を下回っています。2013年11月期の業績予想ではPER10倍以下という割安状態、ロックアップ解除の売りや未行使のストックオプションの権利行使などによる売りが出たことが株価下落の大きな要因と考えられます。ベンチャーキャピタルからの売りやストックオプションが減れば上値は軽くなり、上場来最安値まで売り込まれましたが絶好の仕込みタイミング。 |